金融で投資を行なっている人間は大体、その効率を利回りなどで評価します。
それは株式投資、投資信託投資などでも同じです。

よく、株式投資などで**の株を**円で買って、**円で売って**円の利益が出た。
という話しがありますが、これらも利回りで考えます。
例えば1000円の株式を1010円で売れば1%の利益が確定。(手数料や税金などを考えなければ)
このまま、1年間ホールド(何もしない)すれば年間の利回りは1%です。
現在の日本の市中金利を考えるとこれでも十分な投資効果といえるでしょう。

ただ、この考えだけでは不十分です。
1000円の株式が値下がりするリスクを全く考えていません。
990円になってしまえば、年間利回りは-1%の逆ザヤです。

そこでリスク・リターンという話しが出てくるのですが、
特に株式投資やFX投資をされている個人の方に多いのが、リターンについては夢が膨らんでいるのですが、それに対してリクスの許容範囲があまり明確ではないです。

よく、リターンが倍あるものはリスクも倍だ、などと言われますが、そんなことはありません。
投資に対して、10%のリターンを得ようとする際に10%マイナスになるリスクを抱えなければならない投資手法はあまり賢いものとは言えないです。

もう少し突っ込むと
10%の利益を目標を立てた場合、ある投資行為(複数の商品による場合が望ましいですが)について、

a. 10%以上の利益
b. 10%の利益
c. 5%の利益
d. 0%の利益(引き分け)
e. -5%の利益(損失)
f. -10%の利益(損失)
g. -10%以上の利益(損失)

と考えた場合、aになる確立は低くてもbになる確立が高く、最悪でもcになる確率と高くする方策を考えれば、fになる確率を抑えることは可能ですし、gについては極力抑えることもできます。
この場合、10%の利益を利益を得ようとして、-10%になるリスクを同じように背負っているかというとそうではありませんね。

こういったご説明をさせていただくと、極端な有事(例えば世界恐慌のような)を想起して、極端にgなどのリスクに臆してしまう方もいらっしゃいます。
これは、リターンに夢膨らんでいる方の逆でリスクに過度に敏感になられているといえるでしょう。

長くなりましたが、リスクリターンは手法を上手く組み合わせれば、リスクを抑えてリターンを望める手法は存在するということです。
(現実、そうでなければ世界中の投資金融会社は半分ぐらいは潰れちゃいますよね)