積立型の海外投資ファンドを海外で購入される(もしくは購入を計画している)方は私のお客様の中にもたくさんいらっしゃいます。

そこで鍵になってくるのは、IFAと呼ばれる簡単に言うと積立型海外投資ファンドの購入窓口担当の人です。
積立型海外投資ファンドを購入して、自分でポートフォリをを組んで運用される方は問題無いですが、そういった方は日本人では非常に少ないと思います。
そうなると運用についてもそのIFAの方のアドバイスで運用することになります。
よく、年利周り9%を超えるパフォーマンスで運用予定などの説明を私も耳にしますが、運用実績を見てみると、リーマンショックの2,3ヶ月後からギリシャ問題までの最近では海外投資市場が一番良かったタイミングでの運用を過去の運用として、示しているところが多いですね。

実際のIFAの方の力量はむしろ、ギリシャ問題以降、現在まででどのような考え方でどのようなファンドを選択しているのかに、巧拙や経験が現れるように思います。

さて、海外に目を向けますと9%の利回りとはどの程度のレベルなのかと申しますと、日本では素晴らしいパフォーマンスと言われる利回りですが、アメリカ、ヨーロッパ、中国インド圏でこのパフォーマンスはまあまあ、といったところです。
9%利回りに特段飛びついていくほどではなく、そこそこの安定したしかもある程度の利回りの年金的な積立商品といったところでしょうか。
もちろん、それは円換算ではなくドルなどでの商品性の評価ですので円建て評価ですとそこに為替のファクターが入ってきます。

また、(例えばドル建てで)9%の期待利回りに対して、この商品はポートフォリオの組み方によって、-9%の期待利回り)というような設計が出来る商品です。

お客様とよくよく話していると、9%の期待利回りに夢が膨らんでいて、-9%が霞んでいる方が多いです。
私のお客様の場合、安定利回りを望まれているのでしたら(-9%は耐えられないなら)、海外にはもっとたくさんの安定利回り商品が4-7%程度で存在しますので、それらをバランスよく組み入れるというアドバイスをさせていただいています。
もちろん為替リスクは想定していませんので、為替ヘッジも含めてより安定させる方策もあります。

また、海外積立ファンドは投資期間が長いです。(10-25年)
私的な意見ですが、個人投資家にそんな長期の視点を持てというのは非常に厳しいです。
ですので、IFAさんに頼るところは大きいです。IFAさんは出来れば、紹介などで見つけることをおすすめしています。
私も色々のIFAさんと会話を重ねて、信用できる方をお客様にはおすすめしています。
(私の会社は日本で、積立型海外投資ファンドは販売できませんので)

また、国内に目を向けても(証券会社や銀行では販売しにくい商品で)ある程度(4-6%)の円建て利回りを確保できる商品はたくさんありますので、そういったものを組み入れるアドバイスをさせていただいたりもしています。

日本の銀行や証券会社などの金融機関(日本にある海外の金融機関も含めて)が、海外マーケットではなく、日本のマーケットでまさか、国債などの低い利回りの金融商品だけで運用をしている訳がないと思いませんか。
個人投資家には販売しない(販売しにくい)金融商品を上手く活用して、運用をしているのですから、私たちも取り入れて上手くやっていきたいですよね。