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10年ほど前、東京の大学に行っていた息子が大阪に帰って来て、私、私の両親、妻、息子と5人で車で旅行することになりました。


その頃、私と息子は関係がうまく行っておらず、もう3年近く口もきいてくれない、最悪ではないものの、お互いが距離を置き、毛嫌いしているような状態でした。(それでも息子は毎年恒例の家族旅行には参加していた)


私たちは高速道路を車🚗で走っていました。


東京で免許取りたての息子は車の運転がしたくて大雨で視界が悪いにも関わらず、止めるのも聞かず、初心者運転を始めたのです。


案の定、スピードは出し過ぎで、車間距離は取らない、前の車がちょっとブレーキを踏んだら大事故になりそうな異様な雰囲気になっていました。


というよりハンドルを握っている息子が何かに取り憑かれているように見えました。


後部座席の父母は怯えて何も言わず、妻も「ちょっとスピード出し過ぎと違う?」と呑気なことを言っています。


このままだと大事故になると思った私は、ものすごい剣幕で「目を覚ませ‼️死ぬぞ‼️運転替われ、この下手くそ‼️」と一喝してしまいました。


同時に私の中から、「あー、また嫌われることを言ってしまった、これでまた3年は口を聞いてくれないな」と淋しい気持ちになったのです。😢



ところがサービスエリアのトイレから出て来た息子は


「お父さん、はい」と車のキー🔑を笑顔て渡してくれたのでした。


・・・・・・・


私はブログでワクチンのことや医師、薬剤師さん、医療業界、食品業界、占い🔮の世界など辛辣(しんらつ)で当事者の方が聞いたら気分を害されることなど嫌われることを書いていると思います。


大きな業界はともかく家族や大切な人には嫌われたくないです


出来たら言わずに気づいて欲しい


でも、それでは遅い


・・・・


自分が言う役割りなのかなぁ

嫌だなぁ

と思うのですが、ハッキリ言わずにハッキリ書かずに自分から逃げていると


もの凄く苦しくなるのです(苦笑)


胸がモヤモヤするのです  


気持ちが晴れない


スッキリしない


だから


嫌われても書こう、言おうと決断し、実行します


スッキリしたかって?


スッキリなんてしません


かなり後になって


ああ、あれで良かったんだろうな、と思うだけです


それで良いのだと思います



追伸・・・

息子と和解できたのは、それからまだ数年先になります(その事も近々書いてみます)

                ↓

2年後の話

家族旅行から2年が経ち、息子は大学3回生、就職の時期を迎えました。

しかし、内定先も決まらず、どこを目指したらいいのか?何を職業にしたらいいのかもわからない、そんな不安定な状態でした。

当初は、出版業界に入り、ゆくゆくはライターになりたかったようですが、出版界は大不況で食べて行くのが難しい、だから、やりたいことが職業になるのも違う、でもとりあえずは、どこかに就職を決めたいが本音でした。


その頃の息子との親子関係は相変わらず冷え込んでおり、まともに口を効いてくれない期間は6年にもなろうとしていました。(原因は私の過干渉です)

帰省していた息子は、藁にもすがる気持ちだったのでしょう、明らかに誰かからのアドバイスを求めていました。


しかし、東京の大学の友達、教授、アルバイト先などには息子が求める良き相談者はいなかったようです。


私は、その頃、高校の同窓会の役をやっていて、2年下に、人材総合サービス会社で人事を担当している後輩と知り合いになっていたのです。


息子に「お父さんの後輩で求人会社の人事担当の人がいるんだけど会ってみる?」と聞いたところ

2つ返事で「行く、会ってみたい」と答えてくれました。


この会話だけを読むと親子関係は良好だと思われると思うのですが(苦笑)、必要なことしか喋らない、必要なことでも極力話さない、目を見て話すこともなかったのです。


ある日の晩、息子と私、後輩の3人で居酒屋で会うことになりました。


息子は、後輩に礼儀正しく接し、しかし、質問攻めにしていました。


後輩は誠実に丁寧に答えてくれました。


話がかなり長くなった頃、後輩が私にこんなことを聞いてくれました。

「先輩、先輩は息子さんのことが可愛くて仕方がないんですよね」

私「うん、そうだよ可愛くて可愛くてたまんないんだよね」と答えると、横で息子はビックリした顔をしていたのです。

・・・・・・

その後、しばらく会話はありませんでした。


沈黙が続きました。


・・・・・


しかし、心は通じ合った


息子は「お父さんは僕を嫌っている」


私は 「息子に嫌われている」


とお互いに思っていたのです


2人を隔てていた壁が崩れ落ちました。


・・・・・・


あれから、8年ほど経った今現在、決して仲の良い親子ではないと思います。

昔の癖?で、叱ってしまうこともあります


しかし、今は、強い絆で結ばれています。


「後輩よありがとう、君のお陰で修復できました」