我を極める(五井昌久) | グッドムーンのブログ

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すべてのものに感謝できる心

世の中には自分はなんにも悪いことをしたことがないから神様にお願いすることも、手を合わせることもないというような馬鹿なことをいう人がある。

なんにも悪いことをしないなんていう人がこの世の中にあるわけがない。

なぜならばこの世界を歩くだけでも虫を踏みつぶしている。

虫を踏みつぶす権利は人間にはありません。

だけれども虫を踏みつぶしている。

あらゆるものを食べている。動物を殺し魚を殺して食べている。

人間はあらゆるものの犠牲の上に成り立っているんですよ。

しかもそれも “ああこの魚によって私は生かされて有難うございます。

この野菜によって生かされて有難うございます。

ああ天地の恩恵が有難いナ〟と、そういうように有難うございますって感謝して食べれば生きてくる。

ところがなんだこんなのまずい、なんでえ、なんていいながら食べている。

ちっとも感謝しないで食べていれば、これは殺していることになるわけです。

悪いことをしていることになる。

あらゆることに感謝して生きられて、しかも日常茶飯事いいことしていれば本当に悪いことしていない。

けれどそういう人は滅多にあるものじゃなくて、またそういう人は謙虚ですから、私はなんにも悪いことしないなんて威張りはしません。

ああ私は足りないもの、至らないものでますます勉強しなければなりませんとか、立派な人はそういうように思うんですよ。

立派でない人に限って私はなにも悪いことをしていない、俺の生き方でなにか恥じることがあるかなんてやっている。

だからそういう心はもうすでに恥じているわけです。

なぜかというと、人間の生命というのは神様から頂いたんですね。

神様の分生命です。

自分で自分を創った人はありませんよ。

ドロドローンって自分が現われてきやしないんだから。

ちゃんとお父さんとかお母さんとか、天地の恩恵をうけて地上界に現われてくる。

自分で育てて自分が大きくなると思ったって大きくならない。

身の丈一尺を加えんや、です。

自然に伸びていく。その肉体を伸ばし肉体を成長させるもとは生命です。

それはどこからきているかというと、神様からきているに違いない。

神様といいたくなかったら大生命でもいい、大自然でもいい、神様といいたい人は神様で勿論結構なんだし、あああの恩恵によって生かされているんだナ、有難いナ、とそれに感謝するのが当たり前でしょう。

その感謝もしないで、自分が悪いことしないなんて威張っている奴は馬鹿なんです。

なぜかというと、自分を知らないからです。


すべては自分のために神様がしてくださっている


そこで守護霊さん守護神さんは、自分の子どもたちであるこの肉体の人間をなんとかして本当の人間にしよう、神の子と業が混ざっているような人間じゃなくて、神の子そのままの人間にしようと思っていろんな修業をさせるわけです。

今現在自分たちのところに起こっている悪い環境があるならば、それは過去世の因縁をきれいにして、魂を立派にさせようとして守護霊さん守護神さんがやっていらっしゃるんだ、とそうおもわなきゃあいけませんね。

そうやっているうちに自然に立派になる。

なんの苦労もない人は大した修業がないかわりに立派にもなりません。

苦労した人がみな立派になる。

だからといってわざわざ苦労を求める必要はないけれども、もし苦労が来たり嫌なことがあった場合には、ちょっとした痛みであっても、ああこれは業が消えてゆくんだナ、私の本心はこれによって開くんだナ、私はこれで立派になるんだナ、そういうふうに思うことですね。

それであらゆるものに感謝すること。

これが宗教の一番の根本でありまして、霊光をみた、観音様をみた、何を見た、なんて、そんなのは枝葉末節(しようまっせつ)のことです。

自分が明るく素直に正しく生きられる。神様はじめすべてのものに感謝して生きられるという、そういう状態に心がなっていくことが一番上等なことなのです。

お陰があって儲かった、病気が治った、どうかしたって、それも有難いに違いないが、それだけのことは一つの事柄です。

そういうことではなく、根本的になにがあろうとも、どんな悪いことがあろうと、みんな自分のために神様がしてくださるんだナ、守護霊守護神さんが、自分のために自分を愛してくださってこういう状態に現わしてくださるんだナ、有難うございます。

そういうふうに何事にも感謝できるようになれば、これはもう本当に一人前でこれほど立派な人はいないんです。

『我を極める——新しい人生の発見』五井昌久(著)