消えてゆく姿で世界平和の祈り、そして果因説 2 | グッドムーンのブログ

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未来→現在→過去

次にあげる因果律と果因説の違いは、「過去→現在→未来」という因果律の流れに対して、果因説の流れでは、 「未来→現在→過去」であるということです。

因果律では、現在起こることは過去の因が決めている、つまり 「過去→現在」という全体の流れがあります。

 

病気に例えると、「過去にしてきたさまざまなことによって、現在病気になることがすでに決まっていた」 というように、過去に起こった一つのことが原因となり、次々と玉突き式に結果となって、現在の病気が現われる。
 

そして現在の病気がまた新たな因となり、「現在→未来」 という流れに乗って、未来の結果となってゆく。
 

これが因果律の流れです。
 

この考え方でゆきますと、過去からやってくる病気に対して、現在や未来では何一つ打つ手がなく、ただ黙って受け入れるしかないということになります。
 

現在も未来も過去に起こったことから生じる必然であって、もし過去に別の選択をしていれば今病気にならなかったかもしれないが、過去に戻って過去の選択を変えることが出来ない以上今も変わらない、今が変わらなければ未来も変わらないということになります。
 

これでは、人間には全く自由意思がないということになってしまいます。
 

しかし果因説では、「未来→現在」という流れに乗って、未来の結果を先に創り出すことが出来るのです。
 

例えば、川は川上から川下へと流れています。
 

今現在自分は川の中にいて、傍に落ちていた葉っぱに希望や夢を、現実に現われるように書き込むとします。
 

それを放り投げます。
 

川下のほうに放り投げたら、その希望の葉は永遠に自分のところへは戻ってきません。
 

自分の手から放たれた瞬間からどんどんと川下のほう(即ち過去)へと流れ去っていってしまいます。
 

結果、その希望は自分の手には戻りません。
 

だからこそ投げる時には、必ず川上に向って(即ち未来の希望のビジョンを見て)、投げるのです。
 

その希望の葉は川上のほう、即ち未来へと放たれて、そこから次第に川下へと流れてゆきます。
 

そして今、ついに現地点の自分のところに、何年か、何ヶ月か、何日か前に投げ込んだその希望の葉が戻ってきて、自分の前を通り過ぎようとしています。
 

それを自分がキャッチすることにより、希望していたことが現実に顕現されるのです。
 

時間は未来から現在へとやってくるのです。
 

そして毎日のように、思い出すたびに繰り返し繰り返し希望の葉を何十枚、何百枚、何千枚、何万枚と未来に投げ込みつづけると、いつの日か、宝くじのようにそのうちの数枚が、必ず自分の前に現われ、現実となるのです。
 

従って、まさに今の瞬間、自分の未来に対する希望や輝かしい人生の設計図を強く思い描き、
 

「絶対大丈夫!」 「必ず出来る!」 「すべては可能である!」 「すべては完璧!」

 「欠けたるものなし!」 「必ず成就する!」・・・・・・などという想いや言葉を繰り返すことにより、それが現実となって現われるのであります。

 

時間は未来から現在、現在から過去へと流れているのですから、今この瞬間、未来について思ったこと、考えたこと、語ったことの成就は、いずれ現在にやってくるのです。
 

ですから今現在、この瞬間、未来の希望を繰り返し、繰り返しインプットすることにより、それが次々に現在へと流れてくるのです。

そしてそのうちの数枚の葉(未来に投げかけた希望のビジョン)を、自分がキャッチする瞬間が必ず来るのです。
 

これが果因説です。
 

今までのような、過去の原因を突き止め、悪い種を一つ一つ暴き出し、それを排除しつつ、上り詰めてゆくやり方は、過去のマイナス(川下)に意識が集中するため、目的達成が容易ではありません。
 

しかし、過去の因縁に由来する果因律に心縛られず、憂えず、今の瞬間、未来(川上)に向って自らの意識を高めるという果因説に切り換えると、自らに内在する素晴らしい資質が目覚め、人生は好転するのです。
 

   

 「果因説」 西園寺昌美 白光出版



感想・・・祈り、印も大切ですが、やはり日頃の想念が大切なのです。
 

『世界平和の祈り』は祈ってはいるけれどいつもの想いの癖で、どうしてもマイナスを摑んでしまう、マイナスの現象に振り回され、落ち込んでしまい、気持ちの切り替えがなかなか出来ないのであれば、せっかくの祈りの効果も半減です。

今現われている出来事は過去、過去世の自分の想念行為が映画のフィルムのように映し出されているだけなんだ、

映画(フィクション・イルージョン・錯覚)であり実際のものではないのだ、

そしてまた、そのフィクションも守護霊さん守護神さんによって大難が小難になっているんだ、

過去は無い、現在もすぐに過去になる、現在も無いんだ、

あるのは未来だけなんだ、未来は今の自分の思いが創るんだ、

だから明るい未来をイメージ、想像するんだ、

その想像が創造になってゆくんだ、と自分に言い聞かせ、自分で宣言するのです。

これから実体の無いマイナスの現象は一切摑まない、

そして

明るい未来を自分の心のキャンパスに描くんだ、と・・・・・・。

痴呆症の親が正気に戻って元気でいる様子、

問題児のわが子が良い子になっている姿、

自分や家族の健康な姿、

世界中のみんなが幸せそうに笑っている姿を何度も何度もイメージする。

 

すると『果因説』のように未来から現実がやって来ます。

その現象がアセンションでもあるのです。

今はもう3次元ではありません。

 

4次元を超えて
 

5次元になっているのです。

ほんとうはアセンションは終っているのです。(言っちゃった)

過去や現在を摑まず、未来を創造するだけなのです。