今、『地底人に怒られたい』を読んでいるのですが、私たちが今、目の前で起こっていることに対して、ほとんどの人が『変化』していることを、ネガティブに受け取っていると思うのです。
例えば、病気になったことを死に直結する悲しい現象だと思う人もいれば、「働きすぎだったかな?ちょっと休んで英気を養おう」と考える人もいる。
恋人との別れを「この世の終わり」だと悲観する人もあれば「もっといい人が私を待っているチャンスだ!」と思える人がいる。
考え方一つだともいえるのですが、そうではなくもっと深いところで私たちは動いているのです。
守護霊によって動かされているという表現も出来るのですが、私たちは創造主(神)であるのだからほんとうは自分で自作自演をしているのです。
そして自分に必要な経験、体験を積んでいるだけなのです。
そのことがこの本を通じて客観視することが出来ました。
文章は中抜きをしているので完全に理解出来ないかもしれませんが、その場合は是非本を買って紐解いてください(笑)
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Q そうすると話を戻すとして、結局今、私たちが各々厳しい状況に直面するのも、目覚めのステージにあるということなんですね?
リストラにあったり、経済苦境に直面することも。
地底人 そう。だいたいリストラというものはね、
その人が自分でその場を去ることを決められないから
周囲が代わりに決めてくれるものともいえるのよ。
要するに、リストラされる人も周囲も内在する意識は同じなのだから。
その人にとって居場所じゃないことを教えてくれているんだ。
でも本人にとってみれば、そのポジションに執着をしているから、
それがリストラという表現になる。
だからその執着を切ってしまえばいい!
Q 本来の場所へ行くための適切な “移動” であるともいえるんですね。
地底人 あなたたちは変化を怖がる。でも、本来ならそうあるべきじゃない。
変化があるからこそ、進化し続けるものなのだから。
何も変化せず常に平安があるなら、進化などしない。
Q そうすると、今、私たちが大きな変革の時を迎えているのなら、
これからどこへ向かおうとしているんですか? 人類のこの長い歴史の中で。
地底人 あのね、あなたたちは、すぐに何かの概念に当てはめようとする。
“大きな変化の時” みたいな言い方は、あなたたちが勝手につけているんだ。
常に形を変え変化することは、今にはじまったことじゃない。
どちらにしても、あなたたちに意味のあることしか行なわれていないのだから。
それに今、こういった変化を体験したいから体験しているの。
Q 例えば、“大きな変化” と呼ばれるものには、地震などの天災なども含まれると思いますが、災害などでなくなってしまう場合などはどうなんですか?
決して、そのような体験を望んでいるとは思えないですよね。
地底人 あのね、天災とは悲しくて辛いこと、悪いことだとあなたたちが勝手に決めたんでしょ?
だいたいあなたたちは、執着があるから死を恐れている。
でも、すべては永遠なんだ。
あなたという魂の長い歴史の中における経験やストーリーは、死んでも決して消えることはない。
それはきちんと記憶として残される。
起きることは、変化における一部の過程でしかない。
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『地底人に怒られたい』 町田 真知子 VICE