人間は自分の体のことは
本当は自分で治せるようになっているのです
どのようにするかというと
神さまのみ心に全部投げ出してしまえばいいのです
力は神さまの中にあるんだから
守護神さまがちゃんと生んで下さったんだから
守護神さんに全部お返ししてしまえば
守護神さんのほうでうまくやってくれる
心臓が悪いということは
心臓に毒素がたまるということ
肝臓や腎臓が悪いというのは
そこに疲労素や毒素がたまるわけ
たまるけれど
人間本来の生命力には
たまったものを排除する力が備わっている
それなのに
これは大変だ 悪くなるんじゃないかしらと
恐怖の想い 不安が重なって
折角 毒素を生命力が排除しようとするところを
大変だという想いがまた毒素となって
次々と毒素がふえてゆく始末
大変だという恐怖の想いをなくしてしまって
神さまにまかせて
神さまがやってらっしゃるから大丈夫だと
神さまに全部まかせてしまうと
恐怖の想いがないから
ある毒素や疲労素が出てしまう
出てしまえば体は回復してしまうのです
いろんな治療法と共に
根本としては
神さまに全託してしまう
生まれた時はただなんだから
死ぬ時もただなんだ
この世の生活もすべて
神さまにおまかせして
おまかせした立場において
全力をあげてゆくようにすると
肉体も精神も生き生きとして
神のみ心のままに生きられて
この世の生涯 天命を果たしてゆくようになるのです
こういう状態が
永遠の生命を知った状態というんです
『大決意』 五井昌久 白光出版