私はいつも守護霊さん、守護神さんに意識を向けて感謝をしていないと肉体界ではまともに生きていけませんと書いていますが、もっとわかりやすく述べてみたいと思います。
私たちは何度も生まれ変わり死に変わりをしていて前世では、善いことはもちろんですが、悪いことも随分して来たのです。
それが幽体(潜在意識意)というボディに録音されて、今肉体界に現われています。
今生でいくら善いことを積み重ねてなかなか運命が良くならない、病気が治らない、いつも貧乏でいる、人間関係がどうにもならない、などは、肉体界、幽界、霊界(低いところ)、この想いの世界の3界をグルグル回って抜け出せないのです。
守護霊さん、守護神さんと繋がると、霊界の高いところや神界に繋がるので、想いの世界の3界を超えることが出来るのです。
そして守護霊さんが上手く、非常に上手く、運命を修正し、肉体人間の人生を素晴らしいものにしてくださるのです。
感謝は光なので、守護霊さん、守護神さんが守りやすく修正しやすくなります。
これは他力かもしれませんが、自力だけでは絶対に混沌とした肉体界を生きてゆくことが出来ません。
神様にお願いして、その中で一生懸命に生きて行けばいいのです。
本文、・・・・・
真実は、人間の世界というのは神様の世界なんで、神様の光が光明燦然とした大調和の世界だけしかないんだから。
ただ天界からこの地上界に移ってくる間に、人間が勝手に神から離れて、業想念をつくってしまったんです。
その業想念が今、取り巻いているわけです。
そしてぐるぐる回って走っているんです。急スピードで走っているんです。
どこを走っているかというと、潜在意識の中なのです。
「あのヤロー憎らしいヤツだなァ、生まれ変わったらやっつけないではおかない」と前の世で思ったこと、想いがみんな潜在意識に入っているんです。
それがグルグル回って、潜在意識から顕在意識へ出てくるんです。
そうすると、ある人間なら人間をみると、「なんだかあいつを見ると腹が立って来てしようがない。虫の好かないヤローだ」となる。
たとえばこの間、女子高生が殺されましたが、あれもふだんはなんでもなく、女子高生に会うととたんに殺したくなったりする。
それはなにかというと、その女の子と殺した人との前世の因縁が、あべこべになってきてやっちゃったわけです。
だから前の世でやったことは必ず今生に返ってくるんです。
いいことをしたらいいことが返ってくる。悪いことをしたら悪いことが絶対に返ってくるに決まっているんです。
それは三界の業の話ですよ。
「因縁だよ、あきらめな」という話もあるんです。
「あなたが悪いんだ、そりゃもう」というやつです。
それだけだったら因縁因果説でもって、救いがない。
前の世でやったことがそのまま返ってくるんだ。悪いことをしたから悪い報いがくるんだ。
お前はいいことをしたからいい報いが来たんだ、とやるわけです。
これは本当です。嘘じゃない。・・・・・つづく
『自由解脱への道』 五井昌久著 白光出版