苦しみが多ければ多いほど、深ければ深いほど、のちにくる喜びも多くまた深い。
解釈
人は 「何事もないのが一番、平凡なのが幸せ」 と云っているが、あまりに何も無さ過ぎると 「何か起こらないかなぁ」 と勝手なことを思ってしまうものです。
同じ経験をしていてもある人にとってはたいしたことでもないのに、違う人には苦しい耐え難い経験になるのかもしれない。
そして、耐え難い経験をした人はそのことに免疫がついて心が強くなっていく。
決して、無駄な経験はない。
心が強くなると少々のことでは苦しまなくなる、動揺しなくなる。
人の幸せは平常心になることなので、強くなればなるほど喜びになっていく。
苦しみの多さは喜びに比例する。
自分や家族、人の苦しみをただ感情的に嘆き悲しむことは違う、ということがわかる。