正しい宗教と誤れる宗教14「神と人間」 | グッドムーンのブログ

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感想
 


「なぜこんなことを言ってしまうのだろう?」 「なぜこんなことを想ってしまうのだろう?」・・・

と私たちは自分で自分の言動行為、そして想念をコントロールすることが非常に難しい状

態にあります。

言動行為はある程度、理性で抑えることもできますが、脳裏に浮かんでくる想念は

「いったいどこから湧いてくるのだろう?」 と思うほど絶え間なく続くのです。

そしてこれは自分の本心なのか?本心ではないところから来ているのか?

知る由もありません。

想念とは、潜在意識から来るものであり、潜在意識とは、つい最近思ったことが消えなくて

潜んでいるものもあるのですが、生まれる前、つまり前世、過去世で思ったことも含まれる

のです。

ですから仲の良かった友だちのことが急に疎ましくなったり、腹立たしくなったりするのも、

前世での不仲(因縁)が蘇ることがあるのです。

今生(この世)で会うということは、前世無しではありえません。

「初対面ですね!」 は無いのです。

「以前(前世)でどこかでお会いしていますね!」 なんです(笑)

そしてやったことは必ず自分に返って来るというのが宇宙の絶対法則です。

今、いじめられているのは、過去世で自分がいじめていたからです。


・・・これは真理なのですが、この法則で言えば、加害者はすべて許されることになります。

被害者は、 「しかたがないよ」 で済まされることになります。

警察も刑務所もいらなくなってしまいます(笑)

争いも喧嘩も戦争も過去世の想念が消えないので起こっているのです。

・・・では、どうすればいいのか?

自分(個人)の、人類に溜まった潜在意識を浄化するしかないのです。

忌まわしい過去を消し、許し(自分も相手も)、愛で包み込む、それしか地球が素晴らしい

星になる術はありません。

理性(頭)で相手を許すことは、難しいです。

それは元が残っているからです。 感情が消えていないからです。

真理(やったことが返って来ている)を知ったとしても、ひとときの慰めにしかなりません。

次に過去の自分を責めるからです。

浄化するとは、元を空(くう)・クリスタルにするということなんです。

記憶を消すことでもありません。

自分と他人という二元対立を無くすということです。

自分は他人であり、他人は自分である、

一つの太陽から分かれた光の柱が人間です。 元は一つなんです。

自他一体感を感じられたとき、すべてが消えるのです。

愛の感情しか湧いて来なくなったとき、過去は消えるのです。

潜在意識は消えるのです。

世界平和の祈りは、自分を浄化し、その他すべてのものを浄化するのです。
 




世界人類が平和でありますように


May peace prevail on earth






本文



因縁を説いたら、必ず、その因縁の消え去る方法を教え、その本体の神仏であるところま

で説かねばならぬ。


これは、因縁を、想念(心)の法則と説いても同じである。


この不幸は、この病気は、みんなあなたの心の影ですよ、と指摘する類である。


形の世界の運命は、みんな心の影であるのは真理であるが、現在そこに現われた、病気

や不幸が、その人にとって記憶のある悪想念の現われであることは少なく、大半は、記憶

に出て来ぬ過去世からのものも含めた潜在意識にあったものであり、あるいは祖先や縁

者の悪想念に感応している場合も多いのである。


この理を考えずに、ただ、あなたの心の影だと説くことは、その人を救うというより傷つけ痛

めることが多いのを私はよく知っている。


これは愛の不足ということで、知識が智慧と離れた状態である。


心の温かい人、愛の深い人はどうしても相手の心の傷や痛手に、ぐさっと突きささるような

言葉は吐けないもので、まずその不幸にたいして、同情せずにはいられなくなるものでは

ないかと思う。


いかに真理の言葉であっても、聴く人の心が、その真理の言葉に遠い境界にあったり、

空腹に喘いでいる人に、高遠な理想を説いても、ほとんど効果はあるまい。




真理の眼玉よ  降りて来い

おまえがあんまり高すぎるから

世の中は暗いのだ




と歌った詩人がいるが、これこそ肉体人間一般の叫び声であろう。


この声を無視した教えでは人類を救うことはできまい。









『神と人間』 正しい宗教と誤れる宗教 五井昌久 白光出版