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里帰り出産にはワクワクと不安感がひしめき合う

出産立ち会いのために妻の田舎に向かった。新幹線で3時間かかる道のりだ。

道中は男の子か女の子かモヤモヤしながら過ごした。今回は性別を聞いていないのだ。もし次に子どもが出来たら、聞かないと決めていた。このドキドキ感を出来るだけ長持ちさせたからだ。確かに第1子のときより、楽しみかも。

正直なところ女の子が欲しい。男親なら一度はそう思うはずだ。『パパのお嫁さん~』発言は男の夢だ。第1子のときも実は女の子を切望していた。実際、育ってみると男の子だって十分愛らしいということを知ることが出来た。

だから仮に男の子が産まれても落胆することはない。

一方、妻が入院したことで変な不安を抱えている。それは、妻の家族を一人で相手にしなくてはならないことだ。

地方の人はわからないかもしれないが、標準語圏の私は妻の家族が何を話しているのか、方言が強すぎてわからないことが多い。まるで留学だ。海外にいるような感覚に襲われる。

この環境で4日間過ごす。酒が入るとますます、会話が成り立たない。何度も聞き返すような、失礼な真似もできない……
ちなみにとくにやばいのはじいちゃんだ。99%俺は理解出来ていない。通訳がない不安感は漂うばかりだ。

以前じいちゃんと会話をしていて訳もわからず返事をしていたら寺に連れて来てもらった。

その時も妻が出産の時だった。

結局今日は陣痛が来なかった。明日は錠剤から点滴に切り換えて陣痛を誘発するらしい。はてさて男の子か女の子か。楽しみは明日に引き延ばしだ!