※まず最初に。本日の話は、あくまでも「我が家の話」であって、異なる考え方をされる方も多いと思いますし、また、我が家と異なる考え方が正解の場合も多いかと思います。
付属校、進学校の選択や、卒業後の進路についてはは、各ご家庭の考えに応じて、好きに選べばいいと思っていますし、
以下の話は、「我が家はそう考えている」というだけの話です。
従い、この話は、普遍的なものではなく、あくまでも「我が家がどう考えているのか」という、パーソナルな話で、我が家と違う考え方のご家庭の考えを否定するものではありません。ご了承ください。
また、便宜上「早慶以上」「早慶より下」といった表現をしますが、個人的に偏差値での上下で学校を判断することは私は好ましく思っておらず偏差値により学校の優劣をつけることも好ましく思っていませんが、便宜上「早慶以上」という表現を使っています。ご了承ください。※
我が家が中学受験時に附属校を志望校にしなかったのは
「進路の柔軟性を確保したかったから」
というのは、以前に書いた通りです。
で、この話をすると、
「進学校を選択したのは、国公立大学に進学してほしいから?」
「進学校を選択したからには、早慶以上に進学してほしい?」
ということを聞かれるのですが。
我が家の場合、
「国公立大学に進学してほしい」 →本人の希望進路とマッチする限りにおいてYes ですし、
「早慶以上に進学してほしい」 → 本人の好きにすればよいと思っているのでNo です。(というより、そもそもあまり偏差値観点で上下とかそういった考えは好きではないのですが…)
附属校を選択しなかったのは、「附属校では選択しにくい進路を選ぶことができるようにするため」というのが一番の目的ではありますが、
同時に、我が家は経済的には余裕がありませんので、中高から大学まで私立、それも学費が高い私立大学の理系学部、というのは不可能ではないものの、できれば避けたいというのが正直なところです。
なので、子どもたちには、「志望する学問領域が学べる国公立大を志望することが(学力的に/選べる大学が少ないという理由で)なかなか難しいということがあるときは私立でもいいけれども、できるなら国公立も視野にいれてね」ということを話しています。
そして、
・学びたい領域がある大学が早慶以上にはない場合、や、
・東大・京大では学べるけれど東大・京大には学力的に届かなそうで他に学べる大学が早慶以上にはない場合、
早慶以上ではない別の大学を志望校とすることに我が家は全く異論ありません。
「大学で早慶よりも下の偏差値の大学に進学するのなら、早慶附属校に行った方がよかった、って後悔しない?」
と言われたこともありますが、
本人が学びたい学問が早慶以上では難しいから、とか、東大・京大では学べるけれど東大・京大には届かないから、という理由で自分が学びたいことが学べる東京一工・早慶ではない他の大学を選択する、というのであれば、それは「よい進路」だ、と個人的に思っていますし、後悔はないと考えています。
<リンク>
●中学受験関連記事のまとめ●←このブログの中学受験関連記事の代表的な記事のまとめページに飛びます。