※まず最初に。本日の話は、あくまでも「我が家の話」であって、異なる考え方をされる方も多いと思いますし、また、我が家と異なる考え方が正解の場合も多いかと思います。

付属校、進学校の選択は、各ご家庭の考えに応じて、好きに選べばいいと思っています。

以下の話は、「我が家はそう考えた」というだけの話で、これが正解でないケースも多いと思っていますし、正直、我が家もこの選択が正解だったのかは、もっと後にならないとわからないかと思っています。

従い、この話は、普遍的なものではなく、あくまでも「我が家がどう考えたのか」という話で、それについて「現時点で我が家がどう思っているか」という、パーソナルな話です。ご了承ください。

 

猫しっぽ猫あたま

 

先日、仕事関係の方とお話をしていて

 

「なぜ、お子さんは附属校を受けなかったのですか」

 

と聞かれました。

 

付属校を受験しなかった理由は、我が家的の考え方が影響していると思うのですが、端的に書いてしまえば、

 

「我が家としては、中学入学時点で、将来の道に柔軟性を持たせたかった」

 

の一言に尽きます。

 

猫しっぽ猫あたま

 

以前にも書きましたが、我が家は、私も夫も、進学校出身で、大学には一般受験して進学しています。

 

夫の家は、実は「女子はそこまで勉強しなくても」という考えがあったようで、義母は「女子は、そんな受験して大学に行かなくても」と常に言っていて、夫の妹さんは義母の考えに沿って推薦で短大に進学しています。

 

そんなわけで、夫も大学進学時、周囲を見回して、「女子でも一般受験して大学に進学している人がこんなにいるんだ」と驚いたらしいですが、そうした女子を見ていくうちに「女子でも、本人が希望するなら、やりたい勉強に打ち込むべきだ」と思うようになったそうです。

なので、長子が中学受験するときには、

 

夫 「本人が行きたい学校が一番だけど、そこが、本人がやりたいことを追求できる学校だといいね」

 

と言っていました。

 

私は私で、自分が一般受験していたことから大学受験にあまり抵抗がなかったことと、大学の友人の数名が 「自分は、ほとんどが上に進学する附属校出身で、行きたい学部がなかったので外部受験をすることになって、非常に大変だった」と言っているのを聞いていたのもあって、本人がやりたいことが固まっていて上の大学でそれができるのであれば附属もいいけれど、そうでないのであれば附属は避けた方がいいのかな、となんとなく思っていました。

 

そして、長子、次子を見ていて、

「二人とも、付属校では選択しにくい進路(例:”獣医に行きたい”)とか言い始めそうだなぁ…」

というのを感じていました。

…両方とも、ごりごりに理系だし、趣味/志向からしてマニアックな進路を選びそうだしね…。

 

長子、次子がそれぞれ中学受験を始めるときに、最初に、付属校と進学校について、メリットとデメリットを本人に話をしました。

 

そうしたところ

 

長子 「それなら進学校がいいな」

 

次子 「え!?●●やろうとしたら、附属校からいける大学にはほとんどないの!?じゃあ、進学校か、●●ができる◆◆大学の附属にしたい」

 

と、即答でした。

 

猫しっぽ猫あたま

 

長子も次子もまだ大学受験を終えていませんので、その時の判断についてよかった/悪かったを判断できる状況にありませんが、

現時点で大学受験が近づいている長子は

 

長子 「現時点では、進学校に進学してよかったと思っている。中学・高校時代にいろいろと進路を考え直すこともあったし、その中で、自分の努力次第で、どのみちにも進めるから。…まあ、附属校でも自分の努力でどんな道にも進めるから、そちらに行っていてもどうにでもなったとは思うけどね」

 

と言っていました。

 

…1年後の大学受験で、行きたい大学に進学できるといいなぁ…

 

<リンク>

中学受験関連記事のまとめ●←このブログの中学受験関連記事の代表的な記事のまとめページに飛びます。

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(サピックス)へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ
にほんブログ村