渋幕二次の作図対策については過去に書いた記事がありますので、そちらをご参照ください…というと元も子もないので、少し今日は補足します。

 

↓過去の記事

 

なお、以下の記事は、作図に不安がある場合のみ、です。作図に自信があれば、他のことをやった方が良いです。

また、作図がからっきしでやってもイケルようになる自信がないとか、他に熱望があるとか、他で得点がとれそうだとかなら、作図は追いかけずに敢えて捨てる、というのもありかもしれません。

 

以下、渋幕二次の作図を追いかける場合。

 

①まず作図の基本的な技をおさえる

 

基本的なことをおさえているかたは、ここはスキップしてください。

 

サピックス生でしたら、渋幕対策作図プリントというものがあります。

渋幕受験生の多いエリアなら、土特や冬季講習時の希望者補講で配布されて、一通り習っていると思いますが、再度そのプリントを見直しておくと良いです。

もしお通いの校舎が渋幕受験生が少なく、作図プリントをいただいていないようなら、校舎に相談するのがよいかと思います。

 

または、サピの作図プリントがないのなら、過去記事で紹介した書籍や、高校受験用のサイトで基礎をおさえるのも有効と思います。

↓例えばこんなサイト

↓過去記事でもご紹介してますが、こちらも綺麗にまとまっててみやすい

http://love-su-gaku.com/sakuzusample.pdf

 

 

②基礎をおさえたら、ひたすら演習あるのみ

 

基礎をおさえたら、ひたすら問題に触れるのが良いです。

 

まずは、四谷のデータベースで、渋幕1次の2013年とそれより前の作図過去問で、未着手のものをダウンロードして全部やります。(すでに過去問はある程度されているでしょうから、直前期の今は作図だけでよいです。)また、もし、渋幕2次の過去問をお持ちでまだ作図していないものがあれば、それもやります。

作図だけなら午前中もかからずにサクッと終わるはずです。

渋幕は、説明会でも明言している通り、「過去問に似た作図がうっかり出題されちゃうことがある」学校です。過去問はとりあえず潰しておいて損はないです。

 

さらに心配なら、高校受験の作図の過去問を集めたサイトで、問題を印刷して解きまくります。

もし、渋幕の過去問で、明確な苦手傾向が見えていれば、そのあたりに特化して演習をしてもよいですし、とりあえず、ざっといくつかやってみて、苦手を拾うのもよいです。

↓例えば、ここ。問題多いです。

 

猫しっぽ猫あたま

 

うちの長子は、作図がからっきしダメだったので、もし二次にいくときは、作図は捨てるかなー、とぼんやり考えていました。

 

一方で、次子は、作図は得意なクチだったのですが、「念のため」と思って作図をさせたところ、明確に一つのパターンの作図だけできないという弱点が見えましたので、そのパターンを上記のサイトなどを使ってゴリゴリ解かせました。

他の二次受験者も、大体、一次と二次の間で、作図をもう一度確認した人が多いように思います。

ただ、他にもやることはあるので、半日程度でサラッと取り組むのがよいかもしれません。うちの次子は作図のが好きなので、気分転換に作図を挟み込んでましたが…。

 

…ただ、どの程度取り組むかは、それぞれに戦略があるところで、一律的な正解はないですので、どうするのか難しいところですね。

 

二次受験者の皆様、応援しております。

 

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