日本唯一、鮭専門博物館イヨボヤ会館(海外にはあるの?)

鮭なんて色んな土地で獲ってるのに、何故村上が特別なんだろうと思っていたが、ガッテンガッテン。

軒下にぶら下げる「塩引き鮭」の説明。

城下町だったから切腹を嫌がり、腹を裂く時に最後まで開かないとか(止め腹)、大切な鮭に首吊りは忍びないから尾ビレから吊り下げるとか、風習には理由があるようだ。この地方の絶妙な気候が低温発酵を促すらしい。鮭料理が100種類以上あるとは驚き。

鮭とサーモンの違い。曖昧な知識が整う。でもきっと直ぐ忘れる。

水槽展示。この時期は、まだ海にも出ていない鮭の稚魚。季節によって変えるらしい。

村上藩士・青砥武平治。既に江戸期に鮭の習性を見出し、天然孵化を助ける「種川の法」で増殖を図った事で収穫量が激増し、藩の財政は大きく潤ったとの事。他地域のお手本になった。

こちらは三面川(の支流の種川)の水中を会館側から観察出来るスペースで、種類は分からないが魚や蟹さんが泳いでいるのが見えた。

こちらは人工孵化の説明。卵子(イクラ)に精子をぶっ掛けて素早く撹拌。精子は30秒で活動しなくなるらしい。随分原始的だとなと思うが、確かに他に方法もない。しかしこのイクラそのまま食べたい‥。

言葉は文化を表す。この地方にしかない鮭の専門用語があるとの事。サッカーでも日本では使われない言葉がスペイン?には沢山あると聞いた事がある。

左の焼き鳥みたいのは、鮭の心臓だって。食べたい。

小学校低学年の頃の国語の教科書に載っていたから、鮭の海洋回遊と母川回帰はほとんど原知識のようだったが、考えてみれば不思議でしょうがない。母川の臭気成分を頼りに戻って来ているらしいが、詳しくはまだ謎らしい。温暖化の影響で習性が損なわれないことを祈る。

面白い、村上では恵比寿様は鯛ではなく鮭を担いでいる。それだけ大切で重要な資源なんだろが、信仰なんて実際はご都合主義笑。

こちらはヨーロッパに輸出した缶詰のラベル。良く向こうのデザインを勉強していたんだなあ。

千年鮭きっかわ。女将さんに聞いたら、店舗はリノベーションしたが土間の方は築140年だそう。

おぉぉぉ。凄い。これが塩引き鮭。天井の滑車はどうやって使うんだろう。

すげー、けどちょっと怖い‥。匂いも多少あるが、蝿とか寄り付かないのかな。不思議だ。

お土産購入〜。

朝メシ!

村上駅前の汽車の歌碑。

羽黒、出羽三山、修験道は、熊野の旅で少し調べたが、イマイチ良くわからない分野だ。糸魚川は出雲との関係に目が行ったが、新潟もこの辺まで来ると、山形の山間地との繋がりを濃く感じる。昨夜の居酒屋の客も酒田の方だった。

階段を登り社殿へ。倉稲魂大神(食物神?)と月読様かあ。お隣の曹洞宗の寺とは関係あるのかな。

立派な彫り物。さてそろそろ長岡に戻らないと。