旅の始まりは北千住駅。千住宿と言うのがあったらしい。日光街道。交通の要衝は時代が変わっても同じ事が多い。この電灯みたいな丸いのは、切符用紙の芯だって。

一般ホームの奥に特急専用ホームがある、変わった構造の東武の北千住駅。お隣のJR含め、色んな車両が見れて面白い。

むむ?カルピスエクスプレス?

沿線館林のアサヒ工場とのコラボらしい。アサヒは飲むもの、読むものじゃないとは名言。

古臭さもカッコいい。特急りょうもう。

来ました〜、東武旗艦列車スペーシアX!

いつか乗れるかな、と思っていて現実になる幸せ。

1号車、コックピットラウンジ。

コックピットの指定券は残念ながら取れなかったが、ゴエンカフェでの買い物を目当てに入ることは出来る。

ふふ。一番客。ふふふ。

イェーイ、朝9時台の祝杯。このロゴは何でしょうなあ。

下今市駅で下車。東武にこんな色合いの車両があったんだ。

蒸気機関車時代の煤洗い用の名残りなんだろが、随分綺麗だな。わざわざ作り直したのかな。

旧跨線橋レトロギャラリー。約100年前の有形文化財。何故か大昔のビール・ウィスキーのポスターが沢山展示されていた。

戦前のキャッチコピーは帝国陸軍的勇ましさ全開。舶来盲信だって。こちらは現代と余り変わらない。

へー。鬼怒川線(新高徳)から東北本線の矢板駅まで、東武矢板線と言うのが通っていたらしい。下野の林業・鉱業産品を輸送したとある。

おぉ。大樹牽引のディーゼルロコモティブ。入換線から大樹に連結する場面を見られた。この濃厚な青色もカッコいいなあ。

転車台と機関庫。この転車台もSL車両も、機関士や検修員も、蒸気機関車運転復活の為に全国各地から集めたり研修派遣したらしい。機関庫はそれっぽいけど2017年の新設。

一度完全に途絶えてしまったものを復活させるのが如何に大変か分かる。ほんとに復活させた情熱も素晴らしい。

自動改札にスペーシアX。と言うか、そこら中にスペーシアX。

これもレトロ感出すためにわざわざ掛けたのかな。随分新しそう。

一旦駅を出て昼メシ、湯葉と青とうもメチャクチャ美味かった。

再び構内に戻り、転車台広場にある小さな資料室で発見。自分で「ショボいYouTuberのサインがありますねえ」とか動画で紹介してたな。しかし見れば見るほど味のあるサインだ笑

転車台からスペーシアXとリバティを望む。絵になるなあ。

こちらはXが付かない只のスペーシア。日光の世界遺産東照宮他の建築物をイメージしたカラーリングらしい。

バエる。

SL大樹ふたら〜。子鉄は眠過ぎて、水上の時ほどの感激はなく。と言うか、今は緊急車両系変身ロボットに夢中で、少し鉄道への熱が醒めつつある。

オヤジ鉄はこちらが見れて満足。坂道用の補機として連結されているとのこと。カッコイイ‥。

こちらは先頭SLに連結の緩急車(車掌車)。国鉄末期に全廃されているはずだ。東武に限って、ATSがこの車掌車にあるらしい。8634の634はスカイツリーの高さと同じ。良く見つけて来たなあ。たまたま?


売店の方に、客車に栓抜き付いてますよね?って確認したら、ポカンとされた。車内はかなり綺麗に改修されていて、そんな旧時代のモノは見当たらず、レジで抜いてもらって正解。と言うか飲み過ぎ。

ハはイロハの3等車、テは展望車、オって何だっけ。ああ、重量区分か。

鬼怒川温泉駅に着いた。SLの毎日運行って凄いな。アルコール浸りの平和な親族温泉旅の始まり。