フォッサマグナミュージアム

一つの海岸にこんなに色んな石が流れ着くの??

しかし本当に、地学含む理系教科もきちんと勉強しておけば良かった。当時は地質なんて全く興味無かった。

石を見て判別して、そこから地形の成り立ちを推察する。そして地形が人間の生活に与えている影響を見つける。もっと旅が楽しかったろうな。

翡翠に挟まれた新種の鉱物、糸魚川石。

こちらは、盗む目的で割られていたと言う翡翠原石の断面。正面が割られていた部分らしく、市民の通報によって保護された。

収集家が集めた無数の翡翠たち。海岸まで辿り着いたやつは拾っていいんだっけ?

おぉ、綺麗だ。

含まれる元素によって、色合いも全然違う。

なるほど、人が宝石に惹かれ価値を付けるのも分かる気がする。

フォッサマグナの成立過程を壮大な音楽と映像で説明笑。もちろん分かり易かったが、何でどこの博物館も映像が大袈裟なんだろう。やんばダムなんてハリウッド映画かとツッコミたい程壮大だった。

エドムント・ナウマン博士。日本地質学の父。

3000m級の赤石山脈が横一直線急激に低地に落ち込んでいる、このパネルの景色を見て、フォッサマグナの存在に気付いたらしい。

フォッサマグナは「大きな溝」の意味と解説されるが、ラテン語?での本当の意味は女性器を表すらしい。日本をバカにして付けたとか付けないとか。マグナはヴァキナに通ずるのか?知らんけど。

鉄道敷設時に「日本には狭軌で充分」と助言したお雇い技師もいたな。でも新幹線は、最初に狭軌で敷いたお陰で開発されたと言えるか。

それでも日本中を調査旅行して地質を調べて行った功績は計り知れない。ナウマン象のナウマンもナウマン博士から来てたのか!と今まで想像もしなかった無知を恥じ。

浅草で海苔が取れたことを聞き、隅田川の埋め立ての歴史も明らかにした。

博士が作り上げた地質図は、その後の数々の調査で上書きされ続けて来た。右は博士の子孫と博物館関係者の交流場面。

フォッサマグナパーク。ずっと来てみたかった。

色の境目が糸魚川静岡構造線で、東西日本の境界だ。えっと、西側が5億年前?の古い地層で、東側が2000万年?の新しいものだっけ。この大断層が遥か静岡まで延びているのか。凄ぇぇ。誰もいなかったので、境界をピョンピョンジャンプして東に行ったり西に戻ったりしてみる。小学生か。

プレートの境目に立つ。

この先で横方向の新しい断層が走り、構造線をずらしたらしい。お、アレはブラタモリに出て来た酒蔵じゃないか。行ってみよう。

豊穣蔵さん。

敷地内に構造線が走る。

構造線を挟んで、東西にそれぞれ井戸がある。地下水が地層に影響を受け、東西で水質が違うらしい。

こちらは東側の井戸。タモリさん発見。

軟水の西側の水を酒造に利用している。1本買って帰ろ。

ひたすら山道を進み、小滝川ヒスイ峡に来た。

途中当てにしていたガソリンスタンドが営業しておらず、携帯電波も通じず、遭難と熊の恐怖で全く落ち着かなかった。

退散退散。