ガス欠寸前で町に戻る。危ねぇ。

市役所近くの天津神社・奴奈川神社。

天孫系主祭神の右手(参拝者からは向かって左)に、奴奈川姫と八千矛(大国主)命が配祀されている。拝殿は同じ社で、奥の本殿は別れていた。不思議。

由緒に全部書いてある。元々この辺りの国津神だった奴奈川姫とその夫八千矛命が祀られていたが、諏訪地方から侵出した天孫大和王権が、それらを脇に追いやったんじゃないかと。明快な筋書きだけど、実際は分からない。

でも狛犬は立ってますなあ。前足で押さえているのは玉?御霊?

摂社子聖大明神。って何だ。調べても分からない。

隣の祠たち。一応手を合わせる。

古い石橋に草が生茂りジブリのよう。向こうに見える社には流石に行けない。

海望公園、奴奈川姫像。この幼な子は、大国主との間の子、建御名方。国譲りで建御名方が敗走した先は、なるほど母方の実家だったか。この辺りから諏訪に上ったのだろう。

もう一つ、市内の奴奈川神社を訪ねる。こちらは由緒書は無く詳細は分からなかった。

でもやはり狛犬は立ってる。

奴奈川族の出自を考えると、出雲国風土記では海神系になっているらしい。豊玉姫?

大国主もそうだけど、奴奈川姫も特定の1人の人物では無くて、何代かに渡る王の総称だと思う(芸能の襲名みたいな)。で、奴奈川姫への求婚譚はストーリー通り平和的なものだったのかどうか。一晩姫が引き篭もって応じない辺りが気になる。

糸魚川駅、C12SLパーク。下校中の小学生に怪訝の目で見られながら見物。大糸線で活躍したそうだ。立派なスノープラウ。

復元レンガ車庫(旧糸魚川機関車庫)。

遠くで 汽笛を 聞きながらあ〜♪

裏面。そりゃレンガ一面だけでは立たないよね。

糸魚川ジオステーションジオパルの入口にあった産業用のSLくろひめ号。

アント車両移動機。その名の通りの用途で、左右に連結機がある。

中々展示も充実した鉄施設だが、個人からの寄贈や借用が多くて写真は控える。

こちらはえちごトキメキ鉄道関連の展示。イベントで雪月花と言うリゾート列車が大糸線に乗り入れたらしい。

子鉄は一日中遊べるだろうなあ。

糸魚川出身だったのか。大フィーバーじゃないか。

ちょうど単線ディーゼルのローカル線、大糸線が見れた。信濃大町と糸魚川間が官営で造られたから大糸(今は松本まで)。最新のディーゼル車両と比べたら、エンジン音も排気臭も好き。古ければ古いほどイイ。廃車になる前にいつか乗りたい。

どう考えても旅程を組み間違えて、糸魚川から村上まで220km以上運転するハメになった。ほぼ新潟縦走。しかし難波温泉でいい店みっけ。鮭の酒浸し。

村上名産南蛮えび。旨し。

サーモンハラスの焼き漬け。村上は鮭が名物。

流れで大将とセッションしてしまった笑

しかし今の電子ドラムって凄い性能だ。強弱のニュアンスまで出せる。

瀬波温泉の源泉が見える。好き放題やらして貰ってる妻に感謝デス。