少し寿町を散策したら、2日目スタート。よく分からないが、西成よりもドヤ街っぽさが残っている印象。

ビール発祥の地(麒麟麦酒開源記念碑)。バスに乗って何でわざわざこんな所に、と心の8割くらいは思っているが、ビール党としては外せない(しかもKIRINが一番好き)。

清泉がこの山手の崖下に湧いていた、と刻まれているから、それを利用したんだろう。

碑文によると、1870年にアメリカ人がここにビール醸造所を建てて生産開始、その後紆余曲折を経て麒麟ビールに引き継がれたとのこと。

この煉瓦は、震災で崩れたその工場のもの。

またバスに乗って山手の反対側に下り、再び桜木町へ。

乗ってみたくて千円払って横浜エアーキャビンに乗る。本日の一番客。が、期待していた埠頭の全景はイマイチだった。

昨日見つけて来てみた。JICAの海外移住資料館。幕末からの日本移民について詳述されてた。

移民農家が収穫した野菜で作った山車。ポートランド市のパレードで一等賞だったとのこと。ド派手。

勿論、戦中の南北アメリカ各国の強制収容を含め、想像を絶する苦難の道のりだっただろう。

中々勉強になった。

資料館内は殆ど撮影不可で、エントランス部分の触りの概説だけ写メ記録。

練習船日本丸。

定期的に帆を張るイベントがある。カッコいいだろうなあ、見てみたい。

船室の窓を開けると、海水や飛魚が入って来たらしい。飛魚の刺身にしたかな。

航海中に施された盲腸手術。医者は外科医だったのかな。大海の中で医者も患者も心細いだろうなあ。

日本丸が係留されている旧横浜船渠1号ドッグ。現役で可動するそうだ。

日本丸向かいの横浜みなと博物館。

港史の総復習と言う感じ。

ついでのついでで、入れるとこまで来てみた。

鉄道運輸支援機構本社。雇ってくれないかなあ。

バスの降車場所を間違えて、止む無くトボトボ歩いていたら目に入った。現桜木町駅から移設された2代目横浜駅の遺構。

例によって震災で破壊されて、8年しか使用されず幻の駅舎と言われたらしい。

マンション敷地内にあるが見学は出来る。

京急に乗って生麦へ。生麦事件碑。

大名行列が長すぎてバカバカしくなったのかな。まあでも郷に入りては、だ。と言うか経緯を読めば、この商人一行の危機察知能力を疑う。異国で武装行列に遭遇して尚、それに逆走してボスの島津久光に近づいたんでしょ?

実際の事件現場は、地図からすると多分この辺りだ。旧東海道らしい。

おお、これが山手から最終的に生麦に移った麒麟ビール工場か。工場見学も出来るみたいだが、間違いなく飲んでしまうので(運転するので)、断念無念。