金山埠頭から名古屋港まで移動し、南極観測船ふじを見学。中々良かった。

船内に入る前に、スクリュー実物と、

主錨実物を確認。

こちらは雪上車。

海側の昭和基地から内陸の基地へこれで行くとのこと。

車内はこんな感じ。

これが暖房スイッチ。随分複雑な操作方法だが、故障は死を意味したか。

高倉健さんで余りにも有名なタロとジロだが、そう言えば何で撤退する時に救出出来なかったんだ?

広場にあった南極の石。

船内、エンジンルーム?

この説明が面白かった。

厚い氷は、船内にあるタンクの水を動かして、船を上下左右に揺らしたり、一旦バックしてから勢いをつけて体当たりして、破砕したらしい。で、その体当たりが少ない隊次で38回、多いと6700回を超えたと。思わず笑ってしまった。信じられん。

一般船員のベッド。落下防止のベルト付き。

「この裏に落書きがあります」ってあったから覗いてみた。一つ奥のう⚪︎こが気になって内容読むのを忘れた。

非常食。

指示書の内容が凄い。捜索の手がかりになるから、食べたら海に流せと。

そろばんのような原理で、船内で荷物を運ぶ道具。

暴風圏を通過した自衛隊旗とのこと。

左が数十万年前の南極の氷。

観測隊のことだけでなく、南極の探検史や自然環境の概説も充実していた。

再び雪上車。日本製っぽくないな。ソ連の匂いがする。精神は物質に宿るw

南極は雪原で、隕石が見つかり易いらしい。

日本人(非白人)で初めて南極に行った探検家、白瀬矗の年表。今で言うクレージージャーニーか。例によってお金に困るんだよなあ。あ、観測船「しらせ」はここから取ったのか。

初代観測船宗谷。

この時代の船はどれも、戦前戦中戦後と激動の歴史の海を渡ってる。沈められてしまった船も含めて。

雪上車をこのクレーンで荷揚げしたとのこと。

知らないことだらけ、面白いなあ。