坂井市龍翔博物館。とてもハイカラな建物。

明治になって建てた龍翔小学校の外観を復元した。五層八角造りとの事。

当時の小学校舎でこれは、凄まじい豪華さだったんじゃないか。三国港の経済力があったからかな。

北前船模型。

なるほど。ほとんどが積荷スペース。北前船は一度の航海でかなりの儲けがあったようだ。現代も船乗りは結構給料良いみたいだが、貿易ってそもそもが儲かる仕組みなんだろな。

船内の貴重品入れ。

市内出土の縄文土器。

火焔と比べちゃうと、芸術的とは言えませんな。いや、下手ウマの味があるか。

北陸最大の前方後円墳、六呂瀬山古墳が市内にあるが、形はかなり歪らしい。


展望階から三国港を望む。明治三大築港の一つ、三国突堤が髪の毛くらいの細さで見える。

この突堤のおかげで九頭竜川底の堆砂が防げ、結果として砂浜(三国サンセットビーチ)も出来たらしい。

坂井市丸岡、高向神社。神社庁HPだと祭神は継体天皇と振媛。他には、「境内由緒書に応神天皇とある」と載っていたがサイトがあったが、碑を見落としたか。

一面の田んぼに人家が固まって建っていて、その中に社があった。

高向の宮跡。

書紀だと、継体天皇の父・彦主人王が近江で亡くなった後、母・振媛が故郷の「高向」の地に戻り、継体を育てたと。ただこの説明によれば、祭神は振媛一族の氏神「古堂様」だ。堂自体を祀る事ってあるのか?そもそも堂は仏教の用語だろうし、大分実態は変化したんだろう。

近くにあった神武天皇社。

随分直接的な社名だなあと思ったら、他にも各地にいくつかあるみたいだ。全くの想像だけど、戦中の皇紀2600年記念で出来た神社だったりして。

震災の早期復旧を祈る。