法堂を見上げる。
中学の一つ上の学年まで、研修旅行の宿泊先がこの永平寺だった(物見遊山の旅行じゃなくて学習の一貫だから、とかカッコ付けて、修学旅行とは呼ばなかった)。
お寺全般に余り興味は無いが、永平寺は来てみたかった。寺名がカッコいいじゃないか。
この唐門は一般参拝客は登れない、高貴な方専用とのこと。なるほど後で境内図を見ると、貴賓室?のある大庫院に直通している気がする。
建屋から屋外に出ることはNGで、迷路のようだった。
仏殿。
神聖静謐だが、若手のお坊さん達は割と忙しなく歩き回っている笑
松平公御廟。
境内全体が川のように、雨水か雪解け水が流れている。
つい数週間前に、永平寺の特集がNHKのアーカイブでやっていた。修業僧たちがメチャクチャな超スピードで、この僧堂前を雑巾掛けしていた。
参道の土産屋街にある石碑。仰る通り。
日常は余りに煩悩にまみれ、正しい道を歩めていない。
永平寺町、松岡古墳群の手繰ヶ城山古墳。全長129m、4世紀末の越の国大首長墓。
それまで北陸地方に巨大古墳は無いと思われていて、当初は大発見だったらしい。
しかしこれ登るのか‥
おおおぉ。登った甲斐は全然あった。
周囲の木々が無ければ、相当見晴らしは良い。
福井市・坂井市方面。奥は日本海か。
イザサワケ・ツヌガアラヒト、継体天皇‥。越(古志)の国の豊穣にまた明日、触れられるだろうか。
今日は打ち止め疲労困憊。