君津市、久留里城址。車を停めて天守閣まで登る。

くるり、と言う地名譚が今更気になって調べたら、「城を築き、久しくこの里に留まるべし」と言う妙見様の御宣託だったとか。御宣託を受けたのは平将門三男。

この明らかな人工物は何だろうか。

なるほど、北条氏と里見氏は市川国府台だけでなく、この辺りでも合戦を繰り広げていたのか。

合戦場を望む。

資料館の片隅に佇む雨城八幡神社。

雨城とは何かと思ったが、築城後3日に1回の降雨が21度あったからだと、説明板にあった。八幡は、元の居城者が源氏系の真里谷武田氏だったからだろう。

資料館はほとんど撮影禁止だったが、市内の考古関連の展示もあって中々興味深かった。直ぐ近くにも、これ程の遺跡があったとは。

山や小櫃川の旧流路を利用した天然の要害だったろう。ブラタモリに出てきそうな地形だ。

新井白石。知らなかった。この地で一時過ごしたらしい。

天守閣は‥

台風と地震による損壊で立入禁止‥またかよ。

城址の食堂にて、琵琶湖原産の淡水魚ホンモロコ。

初めて食べたが、柔らかくて美味かった。酒が飲みたい。

JR久留里駅直ぐの観光交流センター。

地酒の試飲が出来る。本日の晩酌用に1本購入。

久留里線。ディーゼルの音と匂いが堪らなく良い。

六角精児バンドの名曲を口ずさむ。

使われなくなったホームの廃線。

久留里線自体も、JR東日本で営業係数ワースト区間があるらしいから、そのうち廃線が決まるだろな。寂しい限りだ。