和歌山市、水門吹上神社


水門顕彰碑。

皇兄五瀬命がこの辺りで怪我の痛みに雄叫びをあげたとか、亡くなったとか(古事記)。

この後皇軍は紀伊半島沖を半周するハメに。

紀の川河口。ちょうど徳島行きの南海フェリーが出港するところだった。

現代の生活航路は、古代のそれと余り変わっていなかったりする。

竈山神社

五瀬命が息耐えた場所(書紀)。東征神話は初めからカムヤマトイワレビコが主人公だが、ここで兄が死んでなければ橿原で即位したのは兄で、物語も随分違っていたかも知れない。

いや、勝利の前の敗北と近しい仲間の死は、英雄譚には必須か。

本殿裏に五瀬命御陵があるとの事だったが、見落とした。