先程の記事でちらっと書いた

お風呂に沈められてた記憶。


「顔つけの練習」と称して毎日

ガバッと頭を掴んで湯船に沈められてた。

もがいてもがいて頭をやっと上げられたと思ったら

一瞬息を吸ってまた沈められる。

頭を上げた瞬間に洗面器のお湯をぶっかけられることもあった。


その時母はすごく怖い顔で楽しそうに笑ってた。


「幼稚園に入ったらプールもあるしこれくらいできないと怒られるよ!」と。

私はとにかく水が怖くなって

シャンプーを流すのも怖くて怖くて泣いてた。

泣くと怒られて叩かれるけどそれでも怖くて泣いてた。


父がいるときは父とお風呂に入るから

『顔つけ練習』もなく

顔にお湯がかからないようにシャンプーも流してくれた。

父はあまり家にいなかったから

ほぼ毎日、沈められてた。


息できなくて

頭を押さえつけられて沈められるの

本当に怖いんです。


でもそれも私がきちんとできない子だから

ごめんなさいって思ってた。

なんで他の子みたいにきちんとできないんだろうって。

社宅の友達みんなはこんなこと平気でできてるから怒られないんだろうなって。


小4からスイミングに通って泳げるようになって

それから今まで水が怖いと思うことはなかったけど

今、お風呂であんなに動揺するのは

沈められた記憶によるものだと思います。