今日も夏のようなお天気だった
ニュージーランド ケンブリッジ。
タンクトップに短パンで46歳ババアの
ワタクシは張り切ってファームへ行ってきました。
で、すでにピンクのマークをつけておいた羊たち。
死への階段をのぼりました。
階段なんてないけど。(-。-)y-゜゜゜
でもね。
余命宣告した6頭のうち、
まだ乳飲み子を抱えたお母さんが混じっていたの。
このお母さん、かたっぽのおっぱいが機能してません。
それで死刑執行候補に入ったんだけれど、
やはりもう少し仔羊と一緒に過ごさせるということで
執行猶予が付きました。
そのかわり、ほかに2頭追加したんだけどね。
宣告ナシの死刑執行。。。
まずは、すべての羊をヤードに入れます。
理想はは7頭ピックアップしたいのだけど、
群れの生き物なので全頭同じところにいっれて
選定作業をするんです。
ピーターの手元には小さな扉があって
羊が進んでいくときに
お肉用はまっすぐ通過、
まだ生きていてもらう羊は扉を開けて放牧地に戻すんです。
7頭を分けたら、残りの羊たちは離れたパドックに
移動させます。
近くで仲間が死んでいくのを見るのはかわいそうですからね。
群れを移動させるのに一役かったのは
カオくん!(現在名ピーターくん)
さすが人なれしているので、寄ってくる。( *´艸`)
カオくんのおかげでスムーズにいきました。
その後、ホームキルがやってきます。
個人の牧場に出向いて
牛や羊、豚を殺してくれる専門業者ですが
いわば、
死刑執行人ですな。
苦しみを与えないように狙いを定めて・・・・
撃ち殺していきます。
即死させるのが理想的ですが、
撃ち損じて数分苦しんだのもいました。
ああ、これはかわいそう。
一発で殺してあげたい。。。。
首筋を大きくカットして血を出します。
そのあとはお肉にする作業開始ですよ。
こうやってつるして
頭をカットしたら、皮をはぐ作業。
腕、肩、胸のあたりまで手作業で皮をはいだら
皮をロープにしばりつけて・・・
機械ではぎ取ります。
これは効率がいいよ!
毛皮がなくなると「肉」ですよね( *´艸`)
足を切り落とし、内臓も全部取ってしまいます。
さすがに内臓部分は写真自主規制。
「あゆおばちゃん、悪趣味!」と思われそうですし。
個人的意見では全く気持ちの悪いものではないけど。
7頭の羊たちは会社にお持ち帰り。
後日、冷凍された状態で引き取ることになります。
今回はソーセージをオーダーしていないので
1頭70ドルでやってもらいました。
「肉になる瞬間」を動画とってみました。
最後にあんよがぷるん!とはじけます。
クリスマスにむけてホームキルは大忙し。
私たちもこの羊さんをクリスマスパーティで
ローストすることでしょう。
大切な命。
ありがたくいただきます。
追伸。
バナー写真のカオくん、
真っ白で育ちの良さが分かったのですが、
今ではすっかり薄汚れてましたwww