2日12日(土)放送の『ぐっ!ジョブ』は・・・! | それって儲かるの?

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~TVQぐっ!ジョブ番組スタッフの取材日記

カギは達人の知恵にあり!

ニッポンの野菜づくりを支えるお助けメカ

 

今回のぐっ!ジョブは、

おいしい野菜づくりを支える最新“お助けメカ”に注目!

人手不足が深刻化する中、

大規模農家は無人トラクターやドローンなどのスマート化によって課題解決に挑んでいる。

一方、「カラクリ農業マシン」を発案して、周辺の小規模農家を助ける男がいた。

人呼んで「島原のエジソン」!知恵と技術が詰まった驚きの発明に迫る。

 

「おいしくて、安心安全」が国産野菜の強みだが、

いまや日本の農業は高齢化や人手不足で、将来を危ぶむ声すら上がっている。

こうした課題を克服すべく、近年ではGPSを搭載し無人で正確に動くトラクターや、

自動で飛び回り必要最小限の農薬をピンポイントで散布するドローンなどが登場!

農業を楽にするスマート化が急速に進んでいる。

とはいえ、サービスや製品のクオリティが高い分、コストもそれ相応。

零細農家や、ITに不慣れな高齢農家にはいまだハードルが高いのが現実だ。

 

そんな中、長崎県雲仙市には、

オリジナルの“農業マシン”を作って地域の農家から「エジソン」と慕われる男がいた。

「フジシタ」の藤下實一(じついち) さんだ。

雲仙はジャガイモの一大産地だが、

重いジャガイモの植え付けや収穫はかなりの重労働で、

農業をあきらめる高齢者が相次いでいた。

 

そこに登場したのがオリジナルの乗用型植え付け機

「ジャガールタンク」と収穫機「ブルガール」だ。

マシンに座って畑を走るだけで、あっという間に作業が完結するという優れモノ。

走行時の振動を利用し種イモを自動供給するシステムや、

ベルトコンベアの回転を工夫することで掘り起こしたイモと土を分ける仕組みなど、

ITではなく物理法則を生かしたカラクリが満載!

地元農家はもちろん関東からも注文が寄せられ、

これまで200台を売るヒット商品となった!

高齢農家も安心の、ローテクお助けメカの性能に迫る。

 

出演:中島浩二、小野口奈々、土居祥平