1月15日(土)放送の『ぐっ!ジョブ』は・・・! | それって儲かるの?

それって儲かるの?

~TVQぐっ!ジョブ番組スタッフの取材日記

“少し先の宝”をキッチリ見定める

荒波を乗り切る新時代の企業買収とは⁉

 

今回のぐっ!ジョブは、「企業買収」がテーマ。

小さな水産会社が、後継者問題を抱える小さな水産会社を次々と買収し

事業を強化、経営の安定化に成功していた。

一方、日本の近代化を支えた石炭採掘会社が、

異業種へのM&Aで脱炭素にチャレンジ。

時代を生き抜く企業買収に迫る!

 

福岡市博多区の「マルヨシ」は、伊勢エビとアワビの鮮魚卸。

従業員わずか6人の小さな会社だが、2代目の吉塚二朗社長のもと、

ここ数年で次々に企業買収を成功させ、成長を遂げていた。

買収したのは、マグロの加工、フグの加工、

ノドグロの輸入卸と、同じ水産の会社。

しかも後継者問題を抱える零細企業ばかり。

しかし、小さいながらもそれぞれが培ってきた技術やノウハウは確か。

「1つ1つは小さくとも、うまくまとまれば大きな力になるんです」

そう語る吉塚社長の経営哲学に迫る。

 

いっぽう、創業100年を超える石炭採掘会社

「三井松島ホールディングス」は、

「脱炭素」の逆風の中、吉岡泰士社長のもと、

異色の企業買収で「石炭オンリー」からの脱却を図っていた。

これまでにM&Aを仕掛けてきたのは、

 

ストローやシュレッダーのメーカー、さらにオーダースーツの会社などバラバラ…。

脱プラスチック、ペーパーレス化、ファストファッションの流行など、

一見確たる将来性を見通せない業態ばかりだった。

しかし吉岡社長には、「この先も必ず生き残る」という確信があった。

すでに、今すぐ石炭事業を止めても、

買収企業の利益だけでグループが生き残ることができるという。

オンリーワンの技術力に目を付けた独自の先読み力とは?

 

出演:中島浩二、小野口奈々、土居祥平