9月11日(土)放送の『ぐっ!ジョブ』は・・・! | それって儲かるの?

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~TVQぐっ!ジョブ番組スタッフの取材日記

おいしくお得に食品ロスを減らす!ソーシャルビジネスの注目株

 

今回のぐっ!ジョブは、福岡市の飲食店にも急速に広がりつつある、

おいしくてお得な「お料理レスキューアプリ」と、

コロナ禍で行き場を失った高級農産物を救うため、

アパレルメーカーが始めた超おしゃれなフード事業に注目!

「食べる人」、「つくる人」、「売る人」みんなが喜ぶ最新の食品ロス削減ビジネスに迫る!

 

いま全国の飲食店でじわじわと導入が進むフードレスキューアプリ「TABETE(タベテ)」。

その日仕込んだ食事や総菜が売れ残りそうになった時、

店側がお得な価格を再設定し、写真とともにアプリに掲載。

その情報を見たユーザーが「レスキュー」ボタンをクリックしてウェブ上で支払いを済ませ、

店へ引き取りに行くという仕組みだ。

このアプリ、すでに全国で約1600の飲食店がサービスに登録、ユーザーは40万人を突破。

これまで15万食がレスキューされているという。

福岡市でも約120店舗が登録済み。

飲食店だけでなく、

ビジネスホテルが朝食バイキングの残りを弁当にして

TABETE」で販売したりと広がりを見せている。

 

いっぽう、国産アパレル商品の人気販売サイト

「ファクトリエ」を運営するライフスタイルアクセント(熊本市)は、

今年新たに食品販売事業「ファクトリエ・フード」を立ち上げた。

売るのは農産物をつかった加工食品。

減農薬で手間暇かけて育てたものや、希少価値の高い農産物が、

コロナ禍で行き場を失い廃棄されるのを防ぐのが目的だ。

これまで国内の技術力の高い洋服工場と提携し、

ファクトリーブランドを直販する仕組みで業績を上げてきた同社は、同じやり方で農家と提携。

完熟あまおうだけを使ったコンフィチュール(ジャム)や、

珍しい赤い果肉のリンゴで作ったジュース、オーガニック紅茶のクッキーなど、

こだわりの加工品をスタイリッシュなパッケージで販売し、

完売が続出している。

コロナ禍の巣ごもり消費が進む中、健康的で高品質な食品を求めるニーズに応えるサービスだ。

出演者 中島浩二・土居祥平・小野口奈々