【今日のマーケット】
日経平均株価は前日比+6円高の19403円と4営業日ぶりに小反発しました。
朝方は年末年始の休暇を前に利益確定売りが先行しましたが、売り一巡後は上げに転じる場面が目立ちました。現地26日の米欧主要市場が休場で手掛かりが無いなか、その後は対ドルでの円安を支えにプラス圏入りし、一時は+81円高の19478円をつける場面もありました。
後場寄り付きも買いが先行しましたが、その後は利益確定売りに押されて再びマイナス圏入りし、前日終値を挟んでのもみ合いと方向感の定まらない展開となりました。
27日は年内の受け渡し最終日に当たり、利益を確定したい投資家の売りと、前日までに3日続落していたことから、出遅れていた国内勢からの押し目買いがにらみあう格好となりました。
個人投資家は材料の出た中小型株を物色する動きが強く、東証2部株価指数は5155.59と続伸して、2006年4月10日につけた5161.82以来、10年8カ月ぶりに高値を更新しました。
東証1部の売買代金は1兆8354億円と2日連続で2兆円を割り込みました。
JPX日経400、TOPIXともに4日続落しています。
【テクニカル指標】
[一般的な期間で算出したデータ]
・騰落レシオ(25日):129.29
→過熱感の目安120を大きく超えて12月15日に今年の最高値165.56をつけました。
★165.56は、2014年6月24日の164.09、2012年12月19日の164.52、2010年12月9日の163.47を抜いて、手元にデータのある2000年以降での最高値となりました。
・25日線かい離:+3.06%
→12月13日、今年の最高値を+6.15%に更新してきました。
今までの今年の最高TOP3は+6.07%、+5.98%、+5.94%です。
・RCI:79.17
→一般的には割安感の目安は25以下で、逆に75を超えてくると割高感と見られます。
12月15日、16日には100に達しています。
・RSI:91.46
→一般的には割安感の目安は25~20以下で、逆に80を超えてくると割高感と見られます。直近の頂点は11月30日の96.45です。
・ストキャスティクス:62.73
→一般的には90を超えてくると割高感と見られます。
・ボリュームレシオ:78.24
→一般的に割安感の目安は20以下で、逆に80を超えてくると割高感と見られます。
・サイコロジカルライン:66.67
→過熱感の目安は83以上、割安感の目安は25以下です。
12月15日、16日、20日、21日に83.33をつけてきました。
■12月16日、上記すべてのテクニカル指標に割高感が出ました■
【注目銘柄リストVS業種別の上昇】
引き続き、11月9日からのトランポノミクス相場の上昇率について調べました。下の表は11月9日の安値から12月15日の高値までの、注目銘柄リストの個別銘柄の上昇率と同じ業種の上昇率データを比較しています。
同じ業種名の上の段が業種に含まれるすべての銘柄の上昇率平均、二段目がその業種に含まれる注目銘柄リストの銘柄の上昇率平均と含まれる銘柄数です。
◆特徴
1 薄いオレンジで色をつけたところでは注目銘柄リストの上昇率が、同じ業種の平均上昇率を上回っています。
2 薄い青で色をつけたところでは注目銘柄リストの上昇率が、同じ業種の平均上昇率を上回っています。なおこちらは15日より前につけた株価の高値で比較しています。
3 黄色で色をつけたところで分かるのは、東証1部全体よりも15日より前につけた高値までの上昇率は上回っていたということです。
15日の高値で比べると注目銘柄リストは16.5%で、東証1部全体は18.3%ですので、やや注目銘柄リストが負けていますが、これは15日よりも先に高値をつけて少し落ち始めていることを表しています。
4 今回の上昇相場で一番上昇率が大きかった「証券・商品」や逆に上昇率が低かった「食料品」、「ゴム」「建設」「不動産」など一部では注目銘柄リストの方が成績が見劣りしますが、それ以外の業種では決して悪くない内容であったことが見えてきました。
つまり今回のトランポノミクス相場でも「5月6日発表分の注目銘柄リスト」の銘柄はまだ使えたことが分かります。
【補足】
平均上昇率とは、相場が上昇に転じたときに、いつも何%くらい上昇しているかを集計したものです。
平均上昇率が高い銘柄は、過去に何度も株価が大きく上昇した実績があるという意味です。
平均上昇率は株価チャートを使って計算することができます。
ある銘柄の株価チャートを日足で見ると年2~4回の大きな上げ下げの中にもう少し小さい短期的な上昇が数回見つけられると思います
。
その小さい短期的な上昇をした時の上昇率を計算してメモしていき、最後に平均してください。これが、基本的な平均上昇率の出し方です。
◆今回は業種別のデータですので、業種別インデックスごとに全ての個別銘柄の平均上昇率を計算して、それぞれの業種別ごとの数字を算出しています。
■「ドル建て日経平均」はまだ、ザラ場ベースでも終値ベースでも年初来高値までは届いていません。
「ローリスク・ハイリターン投資」のグッドイシュー
http://www.miller.co.jp/
