米国市況 「4営業日ぶりに小幅反落、中国景気への懸念が重石」
■米国市場のまとめ
NYダウは4営業日ぶりに小幅反落し-33ドルの17511ドルで取引を終了しました。
NY株式市場は、中国株安への警戒感から売りが先行してスタートしました。
上海市場が-6.15%安と大幅に下落したことから、中国経済の先行き懸念が拡がり、中国での需要が減少するという見方から資源関連株が売られました。
原油相場が上昇に転じたことから一時プラス圏に浮上する場面もありましたが、その後はマイナス圏での小幅な動きとなりました。
この日、小売り大手のウォルマート・ストアーズが減益決算と通期の業績見通しの下方修正を発表して-3.4%安となったことも相場の重石となりました。
一方で、7月の米住宅着工件数が7年9ヶ月ぶりの高水準となり、住宅市場の堅調な回復が確認されたことや、ホームセンター大手のホーム・デポが好決算から買われたことが相場を下支えし、ダウは結局-33ドル安の17511ドルで取引を終了しました。
寄付き 「続落、寄付き後は20500円を挟んでもみ合い」
■全体の動き
日経平均株価は-87円安の20467円で寄り付きました。
前日の米国市場が小幅反落したことをうけて、日本市場も続落してスタートしました。
寄付き後はやや下げ幅を縮小し、節目となる20500円を挟んでの小動きとなっています。
中国経済への懸念から、村田製作所やファナックなどの下落が目立っているほか、非鉄金属や鉄鋼が売られています。
個別株では、東芝が+5%を超えて上昇しています。前日に2015年3月期の連結最終損益が赤字になる見込みであることと、9月下旬の臨時株主総会で発足する新経営体制を発表したことで、悪材料出尽くしとの見方から買われているようです。
売買代金上位銘柄では、東芝、アコム、任天堂、ソフトバンク、ユニチカ、三井不動産、みずほFG、ソニー、キーエンスなどが上昇、村田製作所、第一
三共、JAL、ダイキン、アルプス電気、オリエンタルランド、富士重工、第一生命、住友化学、コマツ、三菱電機、住友鉱山、ファナック、キヤノン、花王、
日本電産、パナソニック、JR東日本、日立などが下落しています。