■日経平均株価とTOPIXの違いってなんだろう?
日経平均株価と並んで、日本を代表する株価指数がTOPIX(東証株価指数)です。
テレビのニュースでも、日経平均だけでなくTOPIXの数値も毎日発表されていますね。どちらの指数も元にしている市場は東証一部です。
日経平均もTOPIXも株式市場全体の動きを知るために使われ、基本的には似たような動きをします。ただし時々、日経平均株価はあまり上昇していないのにTOPIXが大きく上昇したり、その反対にTOPIXはあまり上昇していないのに日経平均株価だけが大きく上昇することがあります。
違いが出る理由は3つ。
1.計算の対象が違うから
日経平均は世界にも通用する選抜225社、TOPIXは東証一部上場企業の全てです。
2.計算の方法がちがうから
日経平均は株価、TOPIXは株価と株式数を掛け合わせた時価総額です。
3.先物の影響
日経平均はTOPIXに比べて先物取引の影響を受けやすいといった点です。
日経平均に採用されている225銘柄の中には、ハイテク関連など海外の景気が良かったり、円安になって利益が上がる輸出企業が多くなっています。そして、計算方法は株価が基準ですから、株価が高い値嵩株(ねがさかぶ)の影響を最も受けやすいという性質を持っています。
一方、TOPIXの計算方法は、株価に株式数を掛けた時価総額です。時価総額が高い企業の代表格は業種で言うと銀行・建設・不動産・通信などです。国内の景気や需要が高まると利益が上がる企業でもあります。
このため、投資の対象としてハイテクなどの輸出企業に人気がある時には日経平均株価の上昇率のほうが高くなり、内需の代表である銀行などに人気がある時にはTOPIXの上昇率のほうが高くなるのです。
『株、怖くない!』