大引け速報 「3日ぶりの小反発 高安まちまちで自律反発止まり」
本日の日経平均は、+64円の16819円と3日ぶりの反発・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、+64円の16819円と3日ぶりの反発になりました。世界的なリスク回避の流れで朝方は売り先行で始まりましたが、短期的な急落で値ごろ感があり、すぐにプラス圏に切り返しました。しかし、上値も限定的でTOPIXはマイナスになるなどまちまちの結果となり、自律反発の動きとなりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-65円の16689円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、午前は大幅に反発する場面があったものの、原油安やロシア通過のルーブルの急落に歯止めがきかず、下げに転じました。NYダウは一日の高値と安値の差が360ドルとなり、変動が大きい波乱の展開になりました。
東京市場は寄り付きは売り先行となりましたが、徐々に買いが入って下げ渋りました。昨晩に1ドル=115円台を付ける場面があった為替が円安方向に戻っていることや、連日の大幅下落の値ごろ感からの買いが入ったようでした。
日経平均、TOPIXともにマイナスでスタートしてからプラス圏を回復、反発を試す展開になりました。
その後も徐々に買いが優勢になる動きが続いて、上昇幅を広げる展開になりました。日経平均の上昇幅が100円を超える場面もあり、16900円台目前まで回復する場面しました。
ただし、昨日が投げ売りも観測される全面安の展開だったことから、ひとまずは自律反発になっているようです。外部環境の不透明感は続いていると考えらるため、伸び悩む結果になりました。
物色動向では、売り込まれていた鉱業や石油石炭の反発が目立ち、内需関連の建設もしっかりでした。輸出関連の戻りは鈍く、不動産、食品の下げが目立ちました。
結局、日経平均は+69円(+0.42%)の16825円、TOPIXは+3.65P(+0.27%)の1357.02pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、+52円の16807円で始まりました。前場終値をやや下回りましたが、すぐに前場の高値を試す動きが見られました。しかし、高値を抜けることができず、その後は16800円台のもみ合いが続きました。
反発はしているものの、前日までの大幅な下げに対する自律反発の見方が強く、上値も限定的でした。今晩の米国でFOMCが開催されるため、様子見ムードもあるようです。
下値では自律反発を期待した買いが支えている格好ですが、上値を買う材料も少ないため、後場を通して一進一退の展開が続きました。
為替市場もFOMCを控えて1ドル=116円台後半でもみ合っており、売り買いのきっかけがつかめない状況のようでした。
ただ、反発を期待した面もあったと思われる状況でしたから、大引けにかけて見切り売りが出て下げに転じる銘柄も増加しました。後場寄り付きでは値上がりが1200銘柄を超えていましたが、最終的には値上がり銘柄と値下がり銘柄が拮抗する結果になりました。
また、日経平均は朝方切り返したあとはプラス圏を保ちましたが、TOPIXは小幅なマイナスになり、まちまちの結果になりました。投資家の不安心理は残っていると見られ、自律反発の範囲の動きだったと見られます。
個別株の動向では、スカイマークが連日の大幅上昇でストップ高になりました。日経新聞が国土交通省が羽田空港の発着枠を来年2月以降も維持すると報じたことが材料視されており、値動きの良さから短期資金を集めて急騰しました。
一方、連日のロシアルーブル安を受けて、ロシア向けの売上比率が高いJTが大きく売り込まれました。値下がり率は東証一部の4位となり、10月安値も割り込んでいます。
結局、日経平均は+64円(+0.38%)の16819円、TOPIXは-1.36p(-0.10%)の1352.01pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-0.21%、中型株指数が+0.02%、小型株指数が+0.23%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、19業種がプラス、14業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は-1.02%、日経ジャスダック平均は-0.34%となりました。
■為替
1ドル=117円01-04銭、1ユーロ=146円08-12銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は+0.21%、香港市場は-0.25%となっています。