大引け速報 「反落 円高傾向で大型株軟調 小型株には出遅れの物色が目立つ」
本日の日経平均は、-99円の16780円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、-99円の16780円と反落になりました。米国の雇用統計発表がドルの利益確定売りの材料となり、円高傾向が重石になりました。寄り付きは売りが先行となりましたが、その後は押し目買いで下げ渋って、日経平均は一進一退の展開でした。ただし、騰落銘柄数は値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回り、小型株は出遅れ物色でしっかりした印象となりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-122円の16758円で寄り付きました。
先週末の米国市場は、注目された10月雇用統計の結果は概ね良好と受け止められましたが、高値圏になっている株式市場の上値を買うまでの材料にはなりませんでした。主要株式指数は前日終値近辺のもみ合いとなり、高安まちまちの結果になりました。
一方、為替市場は雇用統計の結果がドルの利益確定売りにつながり、ドルの全面安につながりました。
東京市場は、円高傾向を受けて売り優勢で始まりました。日経平均は100円を超える下げとなり、利益確定売りが先行して始まりました。
先週の日経平均は11月4日の高値17127円と安値16720円の範囲の往来だったため、往来の下限である安値16720円水準を割り込むかが焦点になりました。寄り付き直後にわずかに割り込みましたが、ほぼ同水準で下げ止まりました。
先週の下値を割り込まなかったため、いったんは押し目買いで下げ幅を縮めました。ただ、積極的な買いは続かず、マイナス圏でのもみ合いが続きました。
市場全体は手掛かり材料が少なく、小動きのもみ合いでしたが、、決算を受けた個別物色が中心になりました。
先週末の決算発表では、大幅減益となったディーエヌエーが減益幅が少なくなったことから、業績悪化に歯止めがかかるとの見方で大幅上昇になりました。一方、増益決算だったミクシィは市場の期待が高かったために、利益確定売りで大幅下落となっています。
同業のゲーム関連で明暗を分ける格好ですが、ともに全市場の売買代金で上位になっており、投資家の注目を集める展開になりました。また、先週で決算がほぼひとまわりしたため、決算結果を受けた選別物色といった状況になりました。
結局、日経平均は-122円(-0.72%)の16758円、TOPIXは-5.71P(-0.42%)の1357.96pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、-118円の16761円となりました。前場終値とほぼ変わらない水準ではじまり、もみ合い相場が前場から続きました。
ただ、東証一部の騰落銘柄数では、朝方からじりじりと値下がり銘柄数が減る傾向が見られており、全体は押し目買いが優勢のようでした。後場寄り付き段階では、騰落銘柄が値上がりと値下がりで拮抗し始めました。
しかし、前場の高値を超えることはなく、今度は円相場が1ドル=113円台を瞬間付ける円高傾向が重石になって売りに押されることになりました。14時過ぎに前場の安値を試す動きになりましたが、結局は前場の高値と安値の範囲の往来となり、先物需給で方向感のないもみ合いになりました。
一方、今日は大型株が軟調で、小型株が比較的しっかりした印象でした。日経平均の下げ幅は100円を超える場面が多かったのですが、最終的には値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回り、規模別指数でも小型株指数だけがプラスになりました。
大型株に比べて出遅れ感のある小型株には、個人投資家の買いが向かった可能性がうかがえました。
物色動向では、鉱業、鉄鋼、非鉄、卸売などの資源関連がしっかりしています。先週末の原油価格が上昇したこともありますが、株価水準が出遅れている業種に出遅れ物色も見られました。
結局、日経平均は-99円(-0.59%)の16780円、TOPIXは-3.56p(-0.26%)の1360.11pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-0.37%、中型株指数が-0.16%、小型株指数が+0.15%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、17業種がプラス、16業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は+0.23%、日経ジャスダック平均は+0.42%となりました。
■為替
1ドル=114円17-18銭、1ユーロ=142円42-47銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は+1.77%、香港市場は+1.68%となっています。