大引け速報 「6日ぶりの反落 先物主導で乱高下」
本日の日経平均は、-144円の16792円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、-144円の16792円と6日ぶりの反落になりました。朝方は円安進行で買い先行で始まり、17000円台回復で始まりました。大台乗せで伸び悩みましたが、昼過ぎに1ドル=115円台まで円安が加速したため、再び上値を試す動きになりました。しかし、円安進行でも伸び悩んだため、日経先物にまとまった売りが出て急反落となりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は+56円の16993円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、米国の中間選挙の結果で共和党が勝利となり、規制緩和が進むとの思惑で公益株やエネルギー株が買われました。ただし、大型株の比率が多いNYダウは100ドルの上昇になったものの、ハイテク関連は利益確定売りが優勢でナスダック指数は小幅下落になりました。
東京市場は、海外市場で1ドル=114円台中盤まで円安が進んだことを好感して買い先行となりました。いったんは買い一巡後に利益確定売りで伸び悩む場面もありましたが、押し目買いで切り返し、17000円台に乗せる展開になりました。
個別材料では、昨日の取引終了後に上方修正を発表したトヨタが、好決算を素直に評価して年初来高値を更新しました。上方修正でも材料出尽くしで売られるケースもあっただけに、トヨタの上昇が安心感につながったようです。
しかし、17000円台を回復しましたが、その後は利益確定売りに押されて伸び悩みました。17000円は心理的な節目で目標達成感も出やすく、今日で日経平均が6日続伸目にあたるため、短期的な上昇ピッチの速さも利益確定売りも出やすくなっているようでした。
また、週末には米国雇用統計発表を控えていることもあり、指数の上昇が限定的になったようです。
一方、為替市場は円安の流れが続いて、節目の1ドル=115円台に迫る場面があり、円安が日経平均の下支えになりました。
物色は個別に出遅れている銘柄や、決算をきっかけにした好業績銘柄が中心です。昨日の取引終了後に好決算を発表した楽天が10%を超える大幅上昇、今年3月以来、8カ月ぶりの高値を更新しています。
結局、日経平均は+59円(+0.35%)の16996円、TOPIXは+0.45P(+0.03%)の1372.21pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、+99円の17036円となりました。昼休みの間に為替市場で円安が加速し、1ドル=115円台の円安水準になりました。円安と連動して日経先物に買いが入り、再び17000円台を回復しました。
しかし、17000円台に乗せると伸び悩む状況は続いており、日経先物は日中の高値を更新したものの、現物の日経平均は前場の高値を大きく更新しきれない状況でした。
後場寄り付き直後に日経平均が前場高値をわずかに高値を更新したものの、円安進行でも日経平均の上昇が鈍い印象になりました。その後、日経先物に上値の重さを嫌気した見切り売りが出たようで、日経平均は一気に下げに転じました。
13時過ぎには、日経平均の下げ幅が200円を超える場面もありました。その後は買い戻しで下げ渋りましたが、大幅な下落になりました。
ただし、急ピッチで上昇したあとのために変動幅が大きくなっていることが要因になったようです。日経平均が大きく窓をあけて高値を付けた11月4日の高値と安値の範囲内の動きでしたから、明確な方向感が出たわけではなかったといえます。
乱高下する結果でしたが、最終的には6日ぶりの反落となりました。東証一部の値下がり銘柄も1400銘柄を超えて、幅広い銘柄に売られる結果になりました。中でも金融緩和期待で大きく上昇した不動産、その他金融に利益確定売りで大きく下がる銘柄が目立ちました。
結局、日経平均は-144円(-0.86%)の16792円、TOPIXは-15.41p(-1.12%)の1356.35pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-1.02%、中型株指数が-1.34%、小型株指数が-1.13%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、2業種がプラス、31業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は+1.01%、日経ジャスダック平均は+0.24%となりました。
■為替
1ドル=114円53-54銭、1ユーロ=143円36-38銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は+0.04%、香港市場は-0.14%となっています。