前引け速報 「6日続伸 17000円回復後は伸び悩む」
前引けの日経平均は、+59円の16996円・・・
■前場のまとめ
前引けの日経平均は、+59円の16996円で終了しました。円安進行を手掛かりに買い先行となり、一時17000円の大台を回復する場面がありました。しかし、心理的な節目到達と6日続伸の過熱感がうかがえるため、大台回復後は伸び悩む結果になりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は+56円の16993円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、米国の中間選挙の結果で共和党が勝利となり、規制緩和が進むとの思惑で公益株やエネルギー株が買われました。ただし、大型株の比率が多いNYダウは100ドルの上昇になったものの、ハイテク関連は利益確定売りが優勢でナスダック指数は小幅下落になりました。
東京市場は、海外市場で1ドル=114円台中盤まで円安が進んだことを好感して買い先行となりました。いったんは買い一巡後に利益確定売りで伸び悩む場面もありましたが、押し目買いで切り返し、17000円台に乗せる展開になりました。
個別材料では、昨日の取引終了後に上方修正を発表したトヨタが、好決算を素直に評価して年初来高値を更新しました。上方修正でも材料出尽くしで売られるケースもあっただけに、トヨタの上昇が安心感につながったようです。
しかし、17000円台を回復しましたが、その後は利益確定売りに押されて伸び悩みました。17000円は心理的な節目で目標達成感も出やすく、今日で日経平均が6日続伸目にあたるため、短期的な上昇ピッチの速さも利益確定売りも出やすくなっているようでした。
また、週末には米国雇用統計発表を控えていることもあり、指数の上昇が限定的になったようです。
一方、為替市場は円安の流れが続いて、節目の1ドル=115円台に迫る場面があり、円安が日経平均の下支えになりました。
物色は個別に出遅れている銘柄や、決算をきっかけにした好業績銘柄が中心です。昨日の取引終了後に好決算を発表した楽天が10%を超える大幅上昇、今年3月以来、8カ月ぶりの高値を更新しています。
結局、日経平均は+59円(+0.35%)の16996円、TOPIXは+0.45P(+0.03%)の1372.21pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が+0.08%、中型株指数が-0.11%、小型株指数が+0.17%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種のうち、17業種がプラス、16業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は+0.61%、日経ジャスダック平均は+0.56%となりました。
■為替市場
1ドル=114円79-82銭、1ユーロ=143円41-42銭となりました。
■アジア市場の動き
上海市場は-0.12%、香港市場は-0.13%となっています。