8:30 「高安まちまち 反発ムードも戻り売りで押し戻される」
米国市場は、主要株価指数が高安まちまち・・・
■米国市場のまとめ
米国市場は、主要株価指数が高安まちまちになりました。シティグループなどの好調な企業決算が下支えとなり反発して始まりました。しかしながら、原油価格の下落などが重石となり、企業決算の本格化を前に戻り売りに押し戻される結果になりました。
■日中の動き
ドイツで10月のZEW景況感指数が市場予想の15.0を大幅に下回る3.2と発表されました。9月の25.4から大幅に悪化したことから、欧州景気の低迷が警戒されました。
欧州株式市場は軟調な展開ではあったものの、米国では大手銀行のシティグループなどが好調な企業決算を発表したことが株式市場の下支えになりました。
序盤の米国株式市場は、前日までの大幅下落の反動もあって買い先行となりました。世界的な景気減速懸念で売られたボーイング、キャタピラーなどの景気敏感株の反発が目立ちました。
また、前日にエボラ感染の懸念を嫌気して大幅に売られたデルタ航空やアメリカン航空なども買い戻しで大幅上昇となり、指数を押し上げました。
株式市場は昼にかけて戻りを試す展開となり、NYダウは前日から140ドルほど高い水準まで上昇しました。
しかしながら、原油先物価格が需要減速の観測で2012年6月以来、2年4カ月ぶりの安値になったことがエネルギー株の下げをけん引し、指数を押し下げました。また、本格化する企業決算を見極めたいとの思惑から戻り売りが優勢となり、午後に入ってから下げに転じました。
主要指数は当日の上昇分をほぼ帳消しにする結果になりました。S&P500とナスダック指数はプラスを保って反発したものの、NYダウは小幅ながら4日続落とまちまちの結果になりました。
業種別騰落の傾向では、10セクター中、6セクターが上昇、公益、一般消費財、金融が上位になりました。一方、下落は、エネルギー、ヘルスケアが上位になりました。
結局、NYダウは-5.88ドル(-0.04%)の16315.19ドル、S&P500は+2.96p(+0.16%)の1877.70p、ナスダック指数は+13.52p(+0.32%)の4227.17pとなりました。
■欧州市場の結果
欧州の主要市場は、英国のFTSE100指数は+0.42%、ドイツは+0.15%、フランスCAC40が+0.23%となりました。
■その他の海外市場の結果
アジア市場は、上海市場は-0.28%、香港市場は-0.41%となりました。
■シカゴ日経先物終値(12月限・円建て)14935円 大証比+35円
■寄付前の外国証券成行注文状況は、売りが1310万株、買いが910万株で、差し引き400万株の売り越しとなっています。