■米国市場のまとめ
米国市場は、主要株価指数が大幅続落になりました。IMF(国際通貨基金)の世界経済見通しの下方修正やドイツの経済指標の悪化が世界景気の減速懸念につながりました。取引終了にかけて見切り売りが加速し、NYダウの下げ幅は300ドルに迫る全面安の展開になりました。
■日中の動き
IMF(国際通貨基金)が世界経済の見通しで、成長率2014年を3.3%、2015年を3.8%に下方修正しました。さらにドイツでは8月の鉱工業生産指数は-4.0%となり、市場予想を下回るとともに2009年1月以来の大幅な落ち込みになりました。
経済指標の悪化を受けて欧州株が大幅な下落となった流れを引き継ぐ格好になりました。NYダウは寄り付いてすぐに160ドルほど下げ幅を広げました。
今週から米国企業の決算発表を控えていることから買いが手控えられやすい環境だったこともあり、いったんは下げ渋ったものの目立った反発にはつながりませんでした。
ほぼ全面安商状で、キャタピラーやボーイングなどの世界景気に敏感な企業の下げが目立ちました。
それでもNYダウが10月1日から3日にかけて下げ渋った16800ドル近辺の安値が抵抗ラインになり、午後にかけて同水準でもみ合いが続きました。
しかし、14時過ぎに安値を割り込むと、取引終了にかけて見切り売りが加速する展開になりました。安値を割り込んだことから、9月19日に高値を付けてからの下落調整が続く格好になりました。
業種別騰落の傾向では、10セクター中、全セクターが下落、資本財、金融、素材が上位になりました。
結局、NYダウは-272.52ドル(-1.60%)の16719.39ドル、S&P500は-29.73p(-1.51%)の1935.09p、ナスダック指数は-69.60p(-1.56%)の4385.20pとなりました。
■欧州市場の結果
欧州の主要市場は、英国のFTSE100指数は-1.04%、ドイツは-1.34%、フランスCAC40が-1.81%となりました。
■その他の海外市場の結果
アジア市場は、上海市場は休場、香港市場は+0.46%となりました。
■シカゴ日経先物終値(12月限・円建て)15510円 大証比-310円
■寄付前の外国証券成行注文状況は、売りが2390万株、買いが1380万株で、差し引き1010万株の売り越しとなっています。