前引け速報 「急反落 全面安商状で下げ幅200円を超える」
前引けの日経平均は、-239円の16070円・・・
■前場のまとめ
前引けの日経平均は、-239円の16070円で終了しました。米国株安や住友商事の急落、8月の鉱工業生産指数が事前予想を下回ったことなどの不安材料が重なり、売りが優勢になりました。いったんは持ち直す場面があったものの、香港株の大幅下落の影響もあって再び下げ幅を広げました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-57円の16252円で寄り付きました。
週明けの米国市場は、香港で民主化を求める大規模なデモが起こったことがリスク要因となり、売りが優勢になりました。寄り付きを安値に下げ渋ったものの、今週は重要な経済指標の発表を控えているために、様子見姿勢が強い状況でした。
東京市場は、米国株安の影響で売りが優勢で始まりました。また国内要因として、住友商事が昨日の引けあとにシェールオイルの開発失敗が原因で2700億円の損失を計上すると発表したことから売り気配になり、その他の商社株にも売りが広がって指数の重石になりました。
日経平均は寄り付いてから一本調子の下落になり、-190の16120円まで売られる場面がありました。安値を付けたあとは買い戻されましたが、戻りも限定的となりました。
特損計上で売り気配となっていた住友商事は-13%の下落で寄り付いてから持ち直しており、やや安心感を誘ったようです。ただし、寄り付き前に発表された8月の鉱工業生産指数が事前予想を下回ったことから、国内景気の下振れ懸念を誘っている面もあるようでした。明日は日銀短観の発表を控えていることもあり、結果を警戒する動きも指摘されました。
いったんは持ち直した日経平均でしたが、取引を開始した香港株式市場が1%を超える続落となり、警戒感から再び下げに転じました。香港の大規模デモは昨日の米国株の下げ要因にもなったため、リスクを回避する動きにつながりました。
日経平均は寄り付き直後につけた安値を下回り、下げ幅は200円を超える大幅下落になりました。、また東証一部の値下がり銘柄も1500銘柄を超える全面安商状になりました。
個別材料では、成城石井を買収すると報じられたローソンが業績拡大の思惑で買いが優勢となり、逆行高となりました。
一方、特損で売られた住友商事が値下がりトップ、三菱商事、三井物産、伊藤忠などの総合商社に売りが波及して、卸売が業種別値下がりランキングでトップになりました。
結局、日経平均は-239円(-1.47%)の16070円、TOPIXは-21.23P(-1.59%)の1316.07pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-1.74%、中型株指数が-1.37%、小型株指数が-1.26%となりました。
■業種別動向
業種別では、全33業種のうち、全業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は-2.06%、日経ジャスダック平均は-0.82%となりました。
■為替市場
1ドル=109円35-38銭、1ユーロ=138円70-74銭となりました。
■アジア市場の動き
上海市場は+0.14%、香港市場は-1.25%となっています。