前引け速報 「反落後に下げ渋る 配当落ち考慮で70円程度の下落」
前引けの日経平均は、-160円の16213円・・・
■前場のまとめ
前引けの日経平均は、-160円の16213円で終了しました。米国株の急落を警戒して売り先行となりましたが、寄り付いてからは円安を支えに下げ渋りました。本日は9月権利落ち日で、日経平均の配当落ちを考慮すると70円程度の下落にとどまっています。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-286円の16087円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、中東情勢の懸念やアップルが新製品の不具合を材料に大幅下落したことなどから、急反落になりました。9月の期末を控えていることから、利益を確定する動きも重なったと見られています。
東京市場は、米国株安の流れを受けて売り優勢で始まりました。寄り付きの日経平均は300円に迫る大幅下落になりましたが今日は9月権利落ち日のため、配当落ち分の90円程度を考慮すると200円程度の下落でした。
ただ、米国株は下がったものの為替市場は円安水準が安定していることもあり、日経平均は寄り付きを安値に100円ほど戻し、下げ渋る状況になりました。
下げ幅の大きさが目立つ展開ではありましたが、9月の配当分で前日比マイナスの銘柄もあるため、実質の下げ幅は日経平均で-100円程度のもみ合いになりました。
前場中ごろにかけては、寄り付き直後に付けた高値の範囲でもみ合いが続きました。しかしながら、為替市場でやや円安方向に振れたことがサポートとなり、寄り付き直後の高値をわずかに上回りました。マイナス圏の動きではあるものの、下げ幅を縮める展開が続き、底堅さをうかがえる結果になりました。
物色状況では、建設株の一角が堅調で、熊谷組、鉄建などが買われたことが目立ちました。また、日経平均やTOPIXの上昇に比べて出遅れの目立っていた不動産がしっかりで、業種別株価指数でプラスになりました。
個別では、昨日の引け後に決算の上方修正を発表したファナック、3~8月期の純利益が最高益を更新したと発表したニトリHDがともに大幅上昇、そろって年初来高値を更新しました。
結局、日経平均は-160円(-0.98%)の16213円、TOPIXは-15.93P(-1.18%)の1330.50pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-1.30%、中型株指数が-1.09%、小型株指数が-0.71%となりました。
■業種別動向
業種別では、全33業種のうち、1業種がプラス、32業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は+0.31%、日経ジャスダック平均は+0.08%となりました。
■為替市場
1ドル=108円93-96銭、1ユーロ=138円84-88銭となりました。
■アジア市場の動き
上海市場は-0.35%、香港市場は-0.72%となっています。