大引け速報 「小幅続落 買い材料少なく、利益確定売りに押される」
本日の日経平均は、-22円の15888円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、-22円の15888円と小幅続落になりました。米国株高を好感して買い先行で始まりましたが、FOMCなどの海外イベントを控えて様子見ムードとなり、買いが続かなくなりました。値幅は大きくなかったものの、寄り付きを高値にじりじりと下がって安値引けとなり、地合いの悪さが目立つ結果になりました。
■前場のまとめ
朝方の日経平均は+36円の15948円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、FOMC開催を前に小動きで始まりましたが、中国の景気刺激策や早期利上げ観測の後退を材料に大幅上昇となりました。NYダウが一時、最高値を更新する場面も見られました。
米国株高を好感して、日経平均は反発して始まりました。昨日の高値を超えて15969円まで上昇する場面がありましたが、節目の16000円には届かずに足踏みとなりました。
昨日は6日ぶりの反落となったものの、東証一部の騰落レシオが買われすぎの目安になる120%を超える水準が続いているため、高値警戒感がくすぶっているようでした。
寄り付きで買いが先行したあとは伸び悩みが目立つようになりました。10時前にはTOPIXが小幅マイナス圏に沈みました。ただ、下値も限定的でした。
今晩の米国FOMC声明とイエレンFRB議長会見に加えて、18日にはスコットランドの独立をめぐる住民投票が行われることも様子見ムードにつながっているようでした。
物色動向では、昨日に続いて不動産株の下げが目立ちました。明確な悪材料が出ているわけではないものの、昨日のマンション販売の不調などから業績の先行き不透明感が嫌気されているようです。業績の下方修正を発表したパーク24が約1年ぶりの安値になっていることも象徴的でした。
結局、日経平均は+18円(+0.12%)の15929円、TOPIXは-1.26P(-0.10%)の1309.60pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、+10円の15921円となりました。前場終値水準を下回って始まってからマイナス圏に沈みました。前場では先行してTOPIXがマイナスになっていましたから、日経平均もTOPIXに追随する格好になりました。
海外のイベント前に様子見ムードが強く、主力大型株中心にいったん現金化に動いているようでした。
テクニカル的には、短期的な日経平均の上昇をサポートしている5日移動平均線が15900円程度に位置しているため、下値目途として機能する可能性が考えられました。
ただし、5日線割れで下げ幅を広げる可能性もあるだけに、15900円近辺で神経質な攻防になったようです。
その後は目立った反発もなく、軟調なもみ合いが続きました。ただ、東証一部の値下がり銘柄数は時間を追うごとに増えており、地合いの悪さが目立ちました。
不動産、その他金融、証券、銀行の内需関連が安く、海運の値下がりも目立ちました。また、為替は107円台の円安で安定しているものの、輸出関連株は直近で買われて高値警戒感が強くなっているようで、利益確定売りが優勢になりました。積極的に買われる業種や主力銘柄が見当たらない環境になりました。
東証一部の売買代金が昨日から減少していることも、投資家の様子見姿勢を示していると見られました。
値幅は大きくなかったものの日経平均は安値で引けることになり、寄り付きを高値に緩やかな右肩下がりの展開になりました。
結局、日経平均は-22円(-0.14%)の15888円、TOPIXは-5.90p(-0.45%)の1304.96pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-0.43%、中型株指数が-0.49%、小型株指数が-0.44%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、3業種がプラス、30業種がマイナスとなりました。
■新興市場
マザーズ指数は+0.11%、日経ジャスダック平均は+0.28%となりました。
■為替
1ドル=107円23-26銭、1ユーロ=138円84-88銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は+0.03%、香港市場は+0.96%となっています。