日露戦争後の秋山真之参謀 | 成功請負人 成功とは強い意志をもって目標に向かって挑戦し続けること!

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ビジネス本の出版が実現しました。次の本も準備中ですが、ご縁、関わりのある方と一緒に夢を実現することが大事なことだと気が付きました。
夢の実現に向けて 一緒に進んで行きましょう!

坂の上の雲に登場する秋山真之参謀ですが、

日露戦争の後に、どんなことをしているか?


ご存知でしょうか?


バルチック艦隊を打ち破る作戦計画を指導し、脳漿を絞り尽くした?


抜け殻のようになって、お坊さんになろうとしたとか書かれていますが、防衛大学校の後輩で、秋山純一さん(秋山好古大将のひ孫さん)が研究したところでは、以下の功績を残しています。


シーメンス事件(汚職事件)で山本権兵衛大将が失脚します。

海軍はがたがたになってしまうところでした。

危機に見舞われた海軍を立て直すのに功績を残したのが秋山真之参謀です。 このため、中将まで昇進しています。


もう一つ、先見性を示す話があります。


秋山兄弟の父、 秋山久敬(ヒサタカ)は、桃太郎の童話をつかって、

幼少の我が子「秋山真之」に

「大きくなったら、外国に行って、文明を学び、帰国したら日本の為に尽くせ。」と

教えたのですが、だいたい次のようなストーリーだったようです。

「桃太郎」とは「百太郎」のことで、百太郎とは百人の太郎という意味で、つまり「多数の日本男児」のことである。

「日本一の吉備団子」の「日本一」とは日本で一番という意味では無くて、「日本に一つだけ」という意味である。

「吉備」は、「十全」(完全)のことで、「団子」は「円満団結」を意味している。

すなわち、「日本一の吉備団子」とは、日本国中が一つになって完全に団結するという、心の鍵を暗示しているのである。

だからこそ、仲の悪い「犬」と「猿」と「キジ」が、仲良く鬼退治に出かけることができたのである。

 犬は「勇」

 猿は「智」

 キジは「仁」

 の天性を持っていて、人がこの三つの能力を備えることができたなら、どのような難事であっても失敗することはありえない。

 「鬼が島」とは、外国のことで、赤ひげの外人が住んでいる。

 「鬼の宝物」とは、金銀宝石のことでは無くて、外国人の長所、利点の ことである。

 このように、古人は意味深長な物語を残してくれたのであるが、

 鎖国太平の世が長く続き、この物語の本当の意味を知る人も少なくなった。

 しかし、明治の時代となり、欧米列国と対峙することになったからには、

 全国の日本男児は、桃太郎の物語の意義をよく理解して、日本帝国に尽力しなければならない。

『汝よろしく桃太郎の孝道を踏んで、又一家を省慮するなかれ』

 この文章は、正確にいえば明治三十三年の執筆で「水交社記事」に寄せられたものであったとのこと。

 今風に更に解釈すれば、Go Global

 若者よ海外に出て、外国の良いところを吸収し持ち帰れと

 知恵を出し、一致団結すれば、外敵に対して、国難を

 乗り越えることができると言っているのだと!

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 皇国の興廃この一戦にありとZ旗の勝ち守をスーツに入れて、

 日々是決戦の気持ちで仕事をしています。