【初心者さん必見】おすすめの夏咲き宿根草 10選 | lille flower〜花とピアス〜

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フローリスト兼ハンドメイド作家

ガーデニングでお庭をお花いっぱいにしたいけど、毎年花苗を大量に買って植えるのは大変なことです。

なので寒い冬を超えても、暖かい季節を迎えると毎年花を咲かせてくれる宿根草はガーデナーの強い味方です。


​宿根草とは


読み方は、『シュッコンソウ』『シュクコンソウ』と読みます。一度植えると毎年花を咲かせる多年草の一種で、寒い冬などは地上部が枯れても、地中で根が生きていて翌年再び芽を出すものを宿根草と呼びます。



多年草との違い


多年草も一度植えると毎年花を咲かせる植物のことを指しますが、宿根草は寒い時期に地上部が枯れても再び新芽がでるのに比べ、冬場でも地上部が枯れない植物が多年草と呼ばれます。




おすすめの夏咲き宿根草 10選


ここでは暑い夏でもお庭を彩ってくれる夏咲きのオススメの宿根草を10種類ご紹介します。

エキナセア


エキナセアはとても丈夫でお手入れが簡単な宿根草です。花の中心部が球状に盛り上がり、その周りに花弁が放射線状に広がります。開花期が長く、色の種類が豊富です。地植えであれば乾燥にも強いです。
  • 草丈、30~100㎝
  • 開花期、6月中旬~8月

コレオプシス




大変丈夫で日当たりが良ければそれほど手間はかかりません。各地で野生化しているハルシャギクなどや、観賞用の品種など広く栽培されています。開花期が長く、初心者にも育てやすいです。


  • 草丈、20~100㎝
  • 開花期 5月~10月


​バーベナ




真夏の炎天下でも丈夫に育ち、春から晩秋まで咲き続けます。一年草の品種と、多年草の品種とがあります。草姿は茎が縦に立ち上がるものと、横に伸びるほふく性のものとがあります。

  • 草丈、20~150㎝
  • 開花期、5月中旬~11月中旬


ルドベキア




ヒマワリを小さくしたような花姿のルドベキア。日当たりが良く、水はけのよい場所を好みます。丈夫で育てやすく、真夏の炎天下でも丈夫に育ちます。

  • 草丈、樹高、30~150㎝
  • 開花期、6月~10月

宿根フロックス



暑さ、寒さに強く、生育も丈夫で暑い夏でも休みなく咲きます。群生で生育させると見応えがあります。

  • 草丈、樹高、50~120㎝
  • 開花期、6月~9月

    ホリホック(タチアオイ)


タチアオイの名前で知っている方もいるかもしれません。2メートルくらい伸びる長い茎に、一重咲きや八重咲の花を穂状に咲かせます。草丈が長いのでお庭の後方に植えることをおすすめします。

  • 草丈、樹高、60~200㎝
  • 開花期、6月上旬~8月中旬

アリウム


ネギやニンニクの仲間で、まっすぐ伸びた茎の先にボール状のユニークな花をつけるアリウム。草丈は品種によって様々ですが、大きなギガンチウムなどは有名でしょう。インパクトの強い花姿で目を引きます。見た目は個性的ですが、極端な乾燥に気を付ければ栽培方法はとても簡単です。アリウムは一般的に球根から育てます。芽を出した後は比較的簡単に育ちます。

  • 草丈、樹高、10~120㎝
  • 開花期、4~6月

アスチルベ


アスチルベは山野にも自生し多湿に強く日本の気候にぴったりの宿根草です。日当たりの良い場所での栽培が適していますが、日陰でも花を咲かせるこのとができます。

  • 草丈、樹高、~80㎝
  • 開花期、5月~9月

オレガノケントビューティー


オレガノと言えばハーブですが、オレガノケントビューティーは『花オレガノ』と言われ、きれいな花を楽しむ、観賞用のハーブです。オレガノケントビューティーは四季咲き性で、切り戻すと長期間花を楽しむことができます。丈夫で育てやすく、越冬もする宿根草です。薄ピンク色の花びらのような苞(ほう)の隙間からピンクの花が咲きます。

  • 草丈、樹高、20~30㎝
  • 開花期 5月~7月、9月~11月

ルリタマアザミ(エキノプス)


濃い青色の丸い花が印象のルリタマアザミ。耐寒性がある宿根草ですが、暑さにも強く育てやすいです。切り花やドライフラワーでも楽しめます。

  • 草丈、樹高、50~150㎝
  • 開花期、6~8月



宿根草を育てて、暑い真夏のお庭を楽しもう!



宿根草を長く楽しむために花の開花期が終わった後のお手入れが大切です。植物は種子を作るときに栄養を使ってしまうので、花がらは種子になる前に摘み取りましょう。開花期が終わった後は、株を切り戻してあげることで、もう一度花芽を付ける植物もあります。また開花期が終わったら、来年もきれいな花を咲かせるために、お礼肥えとして肥料を与えてあげるましょう。