10日恵比寿2016
毎年恒例の10日恵比寿参り
今年は、6~7年お世話になった九州の方達の送別会が福岡でありまして、たまたま9日に中洲で集まることになりました
その後、二次会で行った中洲の「ギャグマン・ペントハウス」の皆さんに連れられて、十日恵比寿神社に参りに行きました
ちなみに、このギャグマン・ペントハウスの皆さんは本当に優しい方々で、とっても面白いお店です(^∀^)
ちなみに、このギャグマン・ペントハウスの皆さんは本当に優しい方々で、とっても面白いお店です(^∀^)
地方から来たからと神社参りを一緒に行ってもらい、さらに始発電車までの時間潰しにラーメン屋にも一緒に行ってくれました!
お陰で商売繁盛への年初めの勢いや景気付けが出来たと思います‼︎
ありがとうございました(`_´)ゞ初めて行った一見の客にも関わらず優しくして頂いて、九州がさらに好きになりました!また福岡に行った時は顔出しますね
仕事への意気込みや勢い・今年も頑張って稼ぎ、社員にも満足出来るぐらいの給与を払いたい!
恵比寿さんを参る事で自分に言い聞かせます‼︎
今年も邁進
新年明けましておめでとうございます
2015年このブログを疎かにしてしまった事が、昨年の反省点です
今年は、もっと積極的にブログ更新出来るようにしたいと思います(`_´)ゞ
昨年の削蹄頭数はコラボも含む12737頭でした!
2014年と比較すると300頭ほど減っていましたが、他社からの外注を無くし、自社だけでの削蹄を中心に行った事を考えると
新規も増えて、今年は増頭する牧場もありますので、今年は去年よりか削蹄頭数が増えるのではないかと思います!
忙しい時期と暇な時期の落差が凄いので、体力作りや筋力維持するのが大変です(^◇^;)
1月2月は2週間ほどしか現場がないので、依頼があれば削蹄講習会を行ったり、もし他の地域で勉強会があれば積極的に参加していきたいですね(^∀^)
我が社のスローガンでもある
牛の為
酪農家さんの為に
良い仕事を続けていけば、必ず自分自身に返ってくると信じ、ニーズに応え続けていける削蹄所でありたいと思います
皆様のご意見ご鞭撻のほど宜しくお願い致します
代表取締役 佐藤麻耶
削蹄師なのに・・・
最近よく問い合わせがくるのが(通称)乳房DDについて
ようするに乳房DDに困っている牧場さんが多いということでしょうね
私も削蹄師になってから乳房DDの事を知ったので、削蹄期間中にしか治療や経過を見ることしか出来ないので熟知したわけではないのですが・・
農家さん協力で何例かDD撲滅を試みた結果
私の出した答えは乳房DDは洗う!です
DD撲滅は、簡単な問題ではなく
まず蹄にDDが発症している牧場では乳房DDは無くなりません
まず環境的に乾いた環境にする事と、蹄浴もしくは洗浄を同時進行で菌を減らす活動をする事
これをバラバラにしても効果は出ません
乳房DDを食器洗い洗剤(中性洗剤)で徹底的に洗いあげると、一回の洗浄で菌は死滅したと考えられます
目視では分かりづらいのですが、匂いが全くしなくなります
また最初に触った時に嫌がった牛も、匂いがなくなった後、触っても嫌がらない
蹄に寄生した、DDの重度で過形成に付いている例はフレグモーネ予防として切除します
この時、切除するまでは少しでも触れていると牛が痛がり暴れます
それが切除後、直接傷口を触っても痛がりません
つまりDDは痛い
ここからが問題です
DDは洗い流せば簡単に死滅する、いわゆる雑菌の集合体
しかし傷口は、なかなか治らない
乳房DDの多くの場合、感染範囲が広く、そして傷口になっている
乳房の谷間になっている等あり
これらの症例は、毎日洗っても傷口が完治せず、放置すれば何度も再発するという始末
しかしDDは嫌気性菌
湿潤環境で増殖します
私の予想では、最低でも2日間、搾乳毎に丁寧に洗い、綺麗に傷口を拭いてから絆創膏のような傷口を清潔に保ちながら湿潤液で傷口を治せる物を貼り付けると完治すると思われます
現状、そこまでは出来ずにいますが(ll゚д゚ll)
何故なら、傷口は乳房の張りの違いで大きく左右するからです
乾乳時に全ての工程が出来れば完治は早いのでは?と考えているところです
今は実験的な物ですが、年3回削蹄毎に、1回の徹底した洗浄だけで、どこまで数を減らせるか?
小さい患部と初期段階では、洗浄だけで治せると踏んでいます!
あとは洗浄した牛のリストを作り、削蹄後は農家さん自身が管理していけるようなプログラムを考えようかと思っています!
もっと農家さんの為に出来ること増やして、次世代の削蹄師の姿を模索します
(°∀°)b
ダメ!ゼッタイ‼︎滑るのは‼︎
床面を削った牧場へ定期削蹄に伺いました
爪の状態は牧場によって様々!
私が経年の牧場の環境や牛達の性格で分析したところ
若牛が元気で走り回る、敷料が少ない、年寄りの体が大きい牛が多い牧場は磨耗する傾向にあります
今回の反省点としては、そのような牧場は床面施工の日程の前に削蹄をしない、もしくは削蹄月を変える必要があります
敷料問題は、これから先も深刻化していくはずですので、改善するとなると施工前に爪を伸ばしておく必要があると思われます
または、削る面積をシーズンで分ける
一気に全面やらない
地域性や削蹄師の違い、牛達の性格、酪農家の性格は皆んな違うので、結果が違うのも仕方ない事ですね
何が重要かと言うと、牛が滑走しない環境を作ってあげる事‼︎
ある牧場では、搾乳時間が短縮し、乳量も増えたと言います
今まで滑走が怖かった牛達が普通に歩けるようになった結果だと思います