今回は、国内に限定せず、ちょっと外国人にも目を向けてみます。
■ジェイ・エイブラハム
日本で、もっとも有名な外国人マーケティングコンサルタントでしよう。その教えはとてもプラクティカルで、小さな会社やお店が、すぐにでも実践できる示唆に富んでいます。
ただし、インターネット普及以前の方ですので、ネットを活用して低コストでの集客をはかる、というご要望には応えられないかもしれません。それでも、「ハイパワー・マーケティング」などの著書を読めば、町内でのリアルな集客や販促に、普遍的な知恵や気づきを得られることは請け合いです。ジェイの名前を借りてコンサルやコーチ的な活動をしている人々もたくさんいます。そうした亜流の方々も、人によっては役に立ってくれるかもしれません。
■ジェイ・レビンソン
ジェイがつづきます。「ゲリラ・マーケティング」などの著書で知られ、そのタイトル通り、常識を突破する解決策を提案することを目指すコンサルタントです。前回のエントリーにも名前が出た、神田昌典と対談したこともあるとききました。ただ、「ゲリラ」といっても低コストであるわけではなく、ガリバー企業に対抗する二番手企業の奇策、というていどの重みでしょうか。日本の中小企業が実践するのはちょっとむずかしいかもしれません。
■ジェームス・スキナー
大ベストセラー「7つの習慣」を翻訳した外国人コンサルタントです。日本語はぺらぺらで、コミュニケーションにはまったく問題ありません。著者のスティーブン・コヴィーによって日本法人を解雇された後、それでもベストセラーの翻訳者として得た報酬で世界中の著名なコンサルタントの高額セミナーに参加しまくりました。
そこで得られた知見やノウハウを整理・体系化して再提供することが、彼の基本的なコンサルティング内容です。世界中のトップコンサルタントのツボを集めているのですから、なかなかのものです。しかし、マーケティングというより、自己啓発や人生相談の傾向が強いかもしれません。
■セス・ゴードン
「パーミッション・マーケティング」など、ネット社会でも有効なアプローチ法を、アカデミックに語るコンサルタントです。当たり前のやり方を否定する立場は、ジェイ・レビンソンと共通するところがあるかもしれません。
■アル・ライズ
「マーケティング22の法則」「ブランディング22の法則」など、「22の法則シリーズ」でベストセラーを量産したマーケティング巧者です。この人も、広告予算が潤沢な大手企業の思考転換をおもに得意としており、中小企業ではなかなか参考にすることは容易ではないでしょう。
■■もちろん、この方たち以外にも活躍されているコンサルタントさんは大勢いますし、むしろこれからの経済を動かしていくのは、そういう人たちです。
■神田昌典氏
いわずと知れた大御所。コンサルタントが教えを請うたコンサルタントです。いまは書籍や教材の販売がメインビジネスとなっているようですが、「ダイレクト・マーケティング」の考え方や「エモーショナル・マーケティング」の手法を日本で最初に紹介したコンサルタントです。
弟子(?)のコンサルタントさんがすでに有名となっています。自身のノウハウでコンサル起業した人以外で、神田氏のノウハウを受け売りして成功した人のなんと多いことか。
そうした功績だけでも特筆すべき人でしょう。いまや書籍で触れることしかできませんが、1、2冊は著書を読まれておくことをおすすめします。
■佐藤昌弘氏
キャッチフレーズは、「日本一コンサルティング料の高いコンサルタント」。これからして、個人のブランディングの最たるものですね。販売促進にまつわる個々のやり方を羅列し、エイヤッと投げつけているように見えて、けっこう体系的なノウハウを提示します。
実際にアドバイスを受けることがあれば、水準以上のコンサルティングを受けられることは保証できそうです。ただ、ご自身が言うように、コンサル料が高くなりすぎ、クライアントが寄りつかなくなってしまったせいか、逆に「無料コンサル」などを提示して集客をする段階に来てしまいました。
■平賀正彦氏
上記の2人の名前に「昌」の時が共通していたので、この人も「平賀昌彦」だったらどうしようかと思いました。こちらはネット通販業界では知らぬものとてないメジャーな存在。
クライアントとのつきあい方は会員制度や電話コンサルなどで、高額ではないけれど得られるアドバイスも限定的、というビジネスモデルであるといえます。もちろん、べったりとコンサルティングをしてほしければ高額にて承りますが、ネットビジネスである限り、そこに大枚を注ぎ込む選択にはなりにくい。そこのところをよくわかっている価格設定だと思います。
■金森重樹氏
いまでは不動産王(?)となってしまったマーケティングの虎であります。著書を読むと、たしかにその着眼点は秀逸で、事業の、とくに水ものビジネスのプロ向けのアドバイスがてんこ盛りです。
こちらも、ホテル運営や出版が忙しく、マンションの1棟買いなどでしかお世話になれない環境かも知れません。
それでも、この方の著書も、1、2冊は読まれておくことをおすすめします。20代の借金地獄から以下に脱したかを語る半生記には、考えさせられるものがあります。
さて今回、取り上げたメジャーなプレーヤーの方々は、私たちが実際に依頼するかどうかはともかく、近年における日本のマーケティングの流れを変えた人たちとして、記憶しておいて損はないと思われます。
いわずと知れた大御所。コンサルタントが教えを請うたコンサルタントです。いまは書籍や教材の販売がメインビジネスとなっているようですが、「ダイレクト・マーケティング」の考え方や「エモーショナル・マーケティング」の手法を日本で最初に紹介したコンサルタントです。
弟子(?)のコンサルタントさんがすでに有名となっています。自身のノウハウでコンサル起業した人以外で、神田氏のノウハウを受け売りして成功した人のなんと多いことか。
そうした功績だけでも特筆すべき人でしょう。いまや書籍で触れることしかできませんが、1、2冊は著書を読まれておくことをおすすめします。
■佐藤昌弘氏
キャッチフレーズは、「日本一コンサルティング料の高いコンサルタント」。これからして、個人のブランディングの最たるものですね。販売促進にまつわる個々のやり方を羅列し、エイヤッと投げつけているように見えて、けっこう体系的なノウハウを提示します。
実際にアドバイスを受けることがあれば、水準以上のコンサルティングを受けられることは保証できそうです。ただ、ご自身が言うように、コンサル料が高くなりすぎ、クライアントが寄りつかなくなってしまったせいか、逆に「無料コンサル」などを提示して集客をする段階に来てしまいました。
■平賀正彦氏
上記の2人の名前に「昌」の時が共通していたので、この人も「平賀昌彦」だったらどうしようかと思いました。こちらはネット通販業界では知らぬものとてないメジャーな存在。
クライアントとのつきあい方は会員制度や電話コンサルなどで、高額ではないけれど得られるアドバイスも限定的、というビジネスモデルであるといえます。もちろん、べったりとコンサルティングをしてほしければ高額にて承りますが、ネットビジネスである限り、そこに大枚を注ぎ込む選択にはなりにくい。そこのところをよくわかっている価格設定だと思います。
■金森重樹氏
いまでは不動産王(?)となってしまったマーケティングの虎であります。著書を読むと、たしかにその着眼点は秀逸で、事業の、とくに水ものビジネスのプロ向けのアドバイスがてんこ盛りです。
こちらも、ホテル運営や出版が忙しく、マンションの1棟買いなどでしかお世話になれない環境かも知れません。
それでも、この方の著書も、1、2冊は読まれておくことをおすすめします。20代の借金地獄から以下に脱したかを語る半生記には、考えさせられるものがあります。
さて今回、取り上げたメジャーなプレーヤーの方々は、私たちが実際に依頼するかどうかはともかく、近年における日本のマーケティングの流れを変えた人たちとして、記憶しておいて損はないと思われます。
いま、「マーケティングコンサルタント」でGoogle検索してみます。
1位 加藤洋一(USP) ……愛知
2位 原田翔太(ウィルゲート)
3位 永井和夫(シラン)
4位 濱田昇 …………鳥取
5位 弓削徹(エスト・コミュニケーションズ)
6位 松野恵介(GAEA) …大阪
7位 シラン株式会社…3位の永井氏の会社
まず、2位の原田氏、3位の永井氏、5位の弓削氏をのぞくと、残りの方々は地方在住のコンサルタントです。関東じゃないからメインストリームじゃない、とは言いませんが、なかなか依頼しづらいのは事実。
なにせ面談で出張してもらうたびの交通費などの料金はこちら持ちですからね。
濱田氏にいたっては鳥取です。事実上、ちょっと東日本の企業は依頼はむずかしいかもしれません。ちなみに、この方はとかく毀誉褒貶のある人だそうです。
原田氏はテレビにも出演することのある有名人。「ありえないマーケティング」という著書もあります。有名になると、いちいちコンサルティングをしなくなるか、したとしても目の玉が飛び出るような高額、というのが定番ですが、この人は1時間の面会で52,500円というメニューです。
ウェブ限定のノウハウ提供ですから、どちらの会社さんもどうぞ、というわけにはいきませんが、良心的ではあります。まだ若い人(26歳)なので、がんばって欲しいところです。
原田氏の公式サイト
永井氏は、顧客捜しにもっとも金をかけており、有名人との対談を有料でセッティングして記事を書いてくれるPR誌に出稿しているようです。ほかでも、新田恵利などとの誌上対談をアピールしているコンサルタントさんはみなおカネで露出媒体を買っているわけです。
この方の面談料金設定はお安く、21,000円です。これくらいなら、試してみやすいですね。内容は、SEOやSEMなどオンラインものが主流のようです。それでも、検索結果で自社は1位をとれないのですね。
永井氏の公式サイト
5位の弓削(ゆげ)氏は、製造業専門のマーケティングコンサルタントです。この方は、1回いくらというメニューはなく、1ヵ月10万円の年契となっています。メーカーに限定してはいるものの、新製品開発からウェブ活用、カタログ、DM制作、販路開拓まで、一気通貫でやるそうです。
この方はネーミングでも知られている人で、いろいろなメディアから取材されている感じです。私のところも製造業ですが、この業界は予算がない割に、商品をつくるところから売り先までトータルな知識を求められますから、ここに絞り込むとは奇特な人だと思います。ブログは長くやっているようで、たしかに読むとおもしろいかもしれません。
弓削氏の公式サイト
以上が、検索順位のトップ7ですので(8位以下はポータルサイトやアマゾンになってくる)紹介しましたが、この人たちが個人コンサルタントではもっともメジャー、というわけでもありません。
いずれ、この人たちの評判について詳しく触れますし、また次回は有名な個人コンサルタントについて書きます。
1位 加藤洋一(USP) ……愛知
2位 原田翔太(ウィルゲート)
3位 永井和夫(シラン)
4位 濱田昇 …………鳥取
5位 弓削徹(エスト・コミュニケーションズ)
6位 松野恵介(GAEA) …大阪
7位 シラン株式会社…3位の永井氏の会社
まず、2位の原田氏、3位の永井氏、5位の弓削氏をのぞくと、残りの方々は地方在住のコンサルタントです。関東じゃないからメインストリームじゃない、とは言いませんが、なかなか依頼しづらいのは事実。
なにせ面談で出張してもらうたびの交通費などの料金はこちら持ちですからね。
濱田氏にいたっては鳥取です。事実上、ちょっと東日本の企業は依頼はむずかしいかもしれません。ちなみに、この方はとかく毀誉褒貶のある人だそうです。
原田氏はテレビにも出演することのある有名人。「ありえないマーケティング」という著書もあります。有名になると、いちいちコンサルティングをしなくなるか、したとしても目の玉が飛び出るような高額、というのが定番ですが、この人は1時間の面会で52,500円というメニューです。
ウェブ限定のノウハウ提供ですから、どちらの会社さんもどうぞ、というわけにはいきませんが、良心的ではあります。まだ若い人(26歳)なので、がんばって欲しいところです。
原田氏の公式サイト
永井氏は、顧客捜しにもっとも金をかけており、有名人との対談を有料でセッティングして記事を書いてくれるPR誌に出稿しているようです。ほかでも、新田恵利などとの誌上対談をアピールしているコンサルタントさんはみなおカネで露出媒体を買っているわけです。
この方の面談料金設定はお安く、21,000円です。これくらいなら、試してみやすいですね。内容は、SEOやSEMなどオンラインものが主流のようです。それでも、検索結果で自社は1位をとれないのですね。
永井氏の公式サイト
5位の弓削(ゆげ)氏は、製造業専門のマーケティングコンサルタントです。この方は、1回いくらというメニューはなく、1ヵ月10万円の年契となっています。メーカーに限定してはいるものの、新製品開発からウェブ活用、カタログ、DM制作、販路開拓まで、一気通貫でやるそうです。
この方はネーミングでも知られている人で、いろいろなメディアから取材されている感じです。私のところも製造業ですが、この業界は予算がない割に、商品をつくるところから売り先までトータルな知識を求められますから、ここに絞り込むとは奇特な人だと思います。ブログは長くやっているようで、たしかに読むとおもしろいかもしれません。
弓削氏の公式サイト
以上が、検索順位のトップ7ですので(8位以下はポータルサイトやアマゾンになってくる)紹介しましたが、この人たちが個人コンサルタントではもっともメジャー、というわけでもありません。
いずれ、この人たちの評判について詳しく触れますし、また次回は有名な個人コンサルタントについて書きます。
知り合いの食品会社が、中小企業コンサルの王様ともいうべき船井総研さまを試したそうです。
最初は3人が訪れ、依頼を獲得するためのさまざまなメリット訴求のセールストークを展開。
なかなかの迫力だったそうです。
中小企業の困っている点はあらかじめ知っています、という雰囲気を出してきたそうですが、まぁそのとおりなので依頼することに。
しかし、その後、通ってくる人数も日にちも減っていき、さらに、販売促進の課題については、何が問題かはわかってくれたものの、どう解決するかについては明確な回答が出てこない。
繰り返されるのは、基本(定番のマーケティング書籍などで読んだような内容だそうです)を徹底してください、というもの。
ひどいときはお使いのような若造が一人で来て、何らかのデータ書類を置いていく程度に。
それでも、提案時に持参される書類、つまりプレゼンペーパーは美しかったといいます。
まぁ、同業種企業宛てに作成した過去文書の使い回しなのだと想像されますが。
「社内はどうなっているのか」という疑問から、あたりさわりないことからいろいろ聞き出すようになり(もう、その頃には問題の鮮やかな解決はあきらめたそうです)、意外にも社内での情報共有は遅れているのだと知ったそうです。
通常、コンサルファームでは「ナレッジ・マネジメント」が必須です。
つまり、新米のコンサルタントでもそこそこの提案品質が出せるように、同じような課題、業種のためにつくられた過去の企画書、提案書がデータベースに眠っており、適宜、それらを揺り起こして社名と日付を入替え、プリントアウトして持参するわけです。
経験の浅いコンサルタント氏は、社内の上席コンサルタントに聞くこともあるが、いっそウェブで探した本当にできそうな専業の個人コンサルタントを見つけ、電話して質問してしまうような荒技もあたりまえだそうです。
…コンサルティングがそんな中身であっても、中小企業にとっては笑えない費用が請求されます。
中小企業といっても、かなりのマーケティングコスト(年間1億円とか)を負担できる体力のない、街場の普通の会社さんには、やはり荷が重い取り組み相手といわざるを得ないようです。
会社上層部には、スターコンサルタントというか、何冊も本を書いているような有能な方がいますが、そういう方はなかなか現場の球拾いには出てこられないという事情があるのは理解できます。
くだんの食品会社は、結局はウェブで見つけた個人のマーケティングコンサルタントに依頼、現在は何とか結果が出はじめていると言っていました。
最初は3人が訪れ、依頼を獲得するためのさまざまなメリット訴求のセールストークを展開。
なかなかの迫力だったそうです。
中小企業の困っている点はあらかじめ知っています、という雰囲気を出してきたそうですが、まぁそのとおりなので依頼することに。
しかし、その後、通ってくる人数も日にちも減っていき、さらに、販売促進の課題については、何が問題かはわかってくれたものの、どう解決するかについては明確な回答が出てこない。
繰り返されるのは、基本(定番のマーケティング書籍などで読んだような内容だそうです)を徹底してください、というもの。
ひどいときはお使いのような若造が一人で来て、何らかのデータ書類を置いていく程度に。
それでも、提案時に持参される書類、つまりプレゼンペーパーは美しかったといいます。
まぁ、同業種企業宛てに作成した過去文書の使い回しなのだと想像されますが。
「社内はどうなっているのか」という疑問から、あたりさわりないことからいろいろ聞き出すようになり(もう、その頃には問題の鮮やかな解決はあきらめたそうです)、意外にも社内での情報共有は遅れているのだと知ったそうです。
通常、コンサルファームでは「ナレッジ・マネジメント」が必須です。
つまり、新米のコンサルタントでもそこそこの提案品質が出せるように、同じような課題、業種のためにつくられた過去の企画書、提案書がデータベースに眠っており、適宜、それらを揺り起こして社名と日付を入替え、プリントアウトして持参するわけです。
経験の浅いコンサルタント氏は、社内の上席コンサルタントに聞くこともあるが、いっそウェブで探した本当にできそうな専業の個人コンサルタントを見つけ、電話して質問してしまうような荒技もあたりまえだそうです。
…コンサルティングがそんな中身であっても、中小企業にとっては笑えない費用が請求されます。
中小企業といっても、かなりのマーケティングコスト(年間1億円とか)を負担できる体力のない、街場の普通の会社さんには、やはり荷が重い取り組み相手といわざるを得ないようです。
会社上層部には、スターコンサルタントというか、何冊も本を書いているような有能な方がいますが、そういう方はなかなか現場の球拾いには出てこられないという事情があるのは理解できます。
くだんの食品会社は、結局はウェブで見つけた個人のマーケティングコンサルタントに依頼、現在は何とか結果が出はじめていると言っていました。
あるコンサルタントのブログに貼られていた、やはりコンサルタントのテキスト広告をクリックしてみました。
遷移した先は、いまどきの1枚もののサイトで、小企業に向けたマーケティング・コンサルティングでした。
その内容を見ますと、コンサルタントの領域をマトリックス表で分類しています。
タテ軸に大手と個人、そしてヨコ軸にアナログとデジタルという要素をとって、ポジショニングしているのです。
そして、何が言いたいのか。それは…
大手は高額で敷居が高い、個人も意外と高額な人がいる。
アナログ派はインターネットを知らない、デジタル派は現場のツールがわからない、と断じ、自身は大手も個人も経験し、現場のツールもインターネットも理解しているとアピールしているのです。
たしかに、コンサルタントにそういう傾向はあるな、と思います。
たとえば、実際に大手のコンサルティングファームは、販売促進の実施まではできません。
最近は、実施まで請け負うところも出てきていますが、結局はミソをつけたり、ボロを出す原因になっています。
例えば、有名なコンサルファームであるアビームコンサルティングは、制作した広告や会社案内を以前はサイトにアップしていましたが、それはそれは悲惨なクオリティで、街の安い印刷会社のおっさんデザイナーレベルでした。
有名かつ大手コンサルティングファームの多くは会計事務所が起源となっていますから、いってみれば広告デザインはもっとも苦手な分野です。
だから、代表格であるアクセンチュアやベリングポイントなどは、ほんとうに売上を拡大するための販売促進の依頼は受けたくないでしょう。
専門は財務体質改善や内部統制、せいぜい人事組織です。
一方、コンピュータ会社からはじまったコンサルティング会社も、IBMビジネスコンサルティングなどはITソリューションに強みを発揮しています。
ただし、案件がCRMともなると、もうむずかしい。
CRMの構築には、システム的な課題の前に、顧客の心理や行動を知悉したうえで戦略やしくみを発想することが求められます。
それを、マーケティング調査で仮説を立てて検証していくスタイルでクリアするのは困難です。
CRMに求められているのは、既存システムとの親和性だけでなく、生活者のこころを触るような繊細さ。
うーーん、いわゆるアタマのいい人たちには、それはなかなかむずかしい能力であるといえるでしょうね。
遷移した先は、いまどきの1枚もののサイトで、小企業に向けたマーケティング・コンサルティングでした。
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タテ軸に大手と個人、そしてヨコ軸にアナログとデジタルという要素をとって、ポジショニングしているのです。
そして、何が言いたいのか。それは…
大手は高額で敷居が高い、個人も意外と高額な人がいる。
アナログ派はインターネットを知らない、デジタル派は現場のツールがわからない、と断じ、自身は大手も個人も経験し、現場のツールもインターネットも理解しているとアピールしているのです。
たしかに、コンサルタントにそういう傾向はあるな、と思います。
たとえば、実際に大手のコンサルティングファームは、販売促進の実施まではできません。
最近は、実施まで請け負うところも出てきていますが、結局はミソをつけたり、ボロを出す原因になっています。
例えば、有名なコンサルファームであるアビームコンサルティングは、制作した広告や会社案内を以前はサイトにアップしていましたが、それはそれは悲惨なクオリティで、街の安い印刷会社のおっさんデザイナーレベルでした。
有名かつ大手コンサルティングファームの多くは会計事務所が起源となっていますから、いってみれば広告デザインはもっとも苦手な分野です。
だから、代表格であるアクセンチュアやベリングポイントなどは、ほんとうに売上を拡大するための販売促進の依頼は受けたくないでしょう。
専門は財務体質改善や内部統制、せいぜい人事組織です。
一方、コンピュータ会社からはじまったコンサルティング会社も、IBMビジネスコンサルティングなどはITソリューションに強みを発揮しています。
ただし、案件がCRMともなると、もうむずかしい。
CRMの構築には、システム的な課題の前に、顧客の心理や行動を知悉したうえで戦略やしくみを発想することが求められます。
それを、マーケティング調査で仮説を立てて検証していくスタイルでクリアするのは困難です。
CRMに求められているのは、既存システムとの親和性だけでなく、生活者のこころを触るような繊細さ。
うーーん、いわゆるアタマのいい人たちには、それはなかなかむずかしい能力であるといえるでしょうね。
経営コンサルタントや販売促進コンサルタントというと、中小企業診断士という資格を持っている人たちも少なくありません。
ただ、異業種でコンサルタントを依頼した経験のある人たちと話をしていると、
「中小企業診断士に依頼したことがあるが、役に立たなかった」
という感想をよく耳にします。
中小企業診断士さんのなかには、
「中小企業診断士とは、文字通り企業の経営内容を診断する役目」
と真剣に思っている診断士さんもいるようなんですね。
これに対して、われわれ企業側は診断の結果よりも、業績向上のために何が足りなくて、そのために何を、どうすればよいか、までを指導してほしいし、できたら実施すらして欲しいわけです。
もちろん、中小企業診断士さんのなかには有能なかたもいますし、ご本人に話を聞くと
「大手ファームのコンサルタントが使えないから、私たちに仕事が来る」
とおっしゃったりします。
(まぁ、対象となる企業のサイズが違いますし、個人的には、ファームのコンサルタントや投資ファンドの指導的立場の方々の中には「すげぇデキる人」がいるとも思いますが)。
ただ、中小企業診断士さんには、資格の試験勉強などで得たモノサシで企業を計る、
くらいまでしかできない人が多いのも事実。
とくにマーケティングや販売促進の分野では、
「もっと新規顧客を集める必要があります」
というところまでは解明(?)できるものの、ではどういう手段で顧客を集めるかという知恵まではどうも出てこない。
それには、個別のアイデアが必要になるわけで、そうした新発想がある人は
どのカテゴリーにもなかなかいません。
資格を取っても、イマイチの人はイマイチですし、どれだけ企業との取り組みを経験しても、過去の事例パターンにあてはめれば最適の策を打てるというほど、販売促進は単純ではないのです。
そうはいっても。
ある程度までに成長・拡大して、我が身を振り返る余裕が出てきた企業には、中小企業診断士に依頼してみるのも、いい経験になるに違いないと思います。
とくに、人事やISOなど、経験さえ積めば定形サービス化していける分野では非常に有効なのではないでしょうか。
ただ、異業種でコンサルタントを依頼した経験のある人たちと話をしていると、
「中小企業診断士に依頼したことがあるが、役に立たなかった」
という感想をよく耳にします。
中小企業診断士さんのなかには、
「中小企業診断士とは、文字通り企業の経営内容を診断する役目」
と真剣に思っている診断士さんもいるようなんですね。
これに対して、われわれ企業側は診断の結果よりも、業績向上のために何が足りなくて、そのために何を、どうすればよいか、までを指導してほしいし、できたら実施すらして欲しいわけです。
もちろん、中小企業診断士さんのなかには有能なかたもいますし、ご本人に話を聞くと
「大手ファームのコンサルタントが使えないから、私たちに仕事が来る」
とおっしゃったりします。
(まぁ、対象となる企業のサイズが違いますし、個人的には、ファームのコンサルタントや投資ファンドの指導的立場の方々の中には「すげぇデキる人」がいるとも思いますが)。
ただ、中小企業診断士さんには、資格の試験勉強などで得たモノサシで企業を計る、
くらいまでしかできない人が多いのも事実。
とくにマーケティングや販売促進の分野では、
「もっと新規顧客を集める必要があります」
というところまでは解明(?)できるものの、ではどういう手段で顧客を集めるかという知恵まではどうも出てこない。
それには、個別のアイデアが必要になるわけで、そうした新発想がある人は
どのカテゴリーにもなかなかいません。
資格を取っても、イマイチの人はイマイチですし、どれだけ企業との取り組みを経験しても、過去の事例パターンにあてはめれば最適の策を打てるというほど、販売促進は単純ではないのです。
そうはいっても。
ある程度までに成長・拡大して、我が身を振り返る余裕が出てきた企業には、中小企業診断士に依頼してみるのも、いい経験になるに違いないと思います。
とくに、人事やISOなど、経験さえ積めば定形サービス化していける分野では非常に有効なのではないでしょうか。
最近、コンサルタントを名乗る人が増えています。
「コンサルタントになるには、名刺にコンサルタントと刷ればいい」
たしかにそのとおり。
いえいえ、それゆえ首をひねるような方々が、「コンサルタントです」といってセミナーを開いていたりします。
けれど、大手の外資系コンサルファームと仕事をする大企業の人間でもない限り、そうそうコンサルタントを依頼するなんていう経験はしない。
だからこそ。
数社の中小企業に在籍して、マーケティング・コンサルタントとつきあった経験を持つ私が、愚痴やぼやきとともに、どうしたらコンサルタントという人種とうまくつきあっていけるのか、を書いてみたいと思ったのです。
このブログは、これから主にマーケティング・コンサルタントや販促コンサルタントに依頼したいとお考えの人たちの、少しでもご参考になればと思って続けていきますので、よろしくお願いいたします。
「コンサルタントになるには、名刺にコンサルタントと刷ればいい」
たしかにそのとおり。
いえいえ、それゆえ首をひねるような方々が、「コンサルタントです」といってセミナーを開いていたりします。
けれど、大手の外資系コンサルファームと仕事をする大企業の人間でもない限り、そうそうコンサルタントを依頼するなんていう経験はしない。
だからこそ。
数社の中小企業に在籍して、マーケティング・コンサルタントとつきあった経験を持つ私が、愚痴やぼやきとともに、どうしたらコンサルタントという人種とうまくつきあっていけるのか、を書いてみたいと思ったのです。
このブログは、これから主にマーケティング・コンサルタントや販促コンサルタントに依頼したいとお考えの人たちの、少しでもご参考になればと思って続けていきますので、よろしくお願いいたします。
