インターネット句会 

第110回blog句会「悠々自適」に参加しました。

 

課題①

漢字席題・・・「・足・最・太・染」

いづれか一字を句に入れる

花南天明かせばほんの小さきこと

 

課題②

今を点で詠む、どこで切るかを考える

言の葉の尽きて手枕夏の月

蛍袋一両だけの夜行かな

 

あとがき

ラストの句は

ごみ集積場所のすぐ傍で詠んだものだったが

外灯の下、蛍袋の中をなんとか見ようとして

腰を曲げながら📷を向け、夢中になっていたら

列車が通過したという現場。

一番切り取りたかった点が詠み込めず、

再度チャレンジするつもり。

 

粋子選…好みにかなり左右されたと思う。

 

⏺️特選

青空へささぐ純情立葵  いわきり秋月
中七《ささぐ純情》が、一句をイキイキと

引き立てているのは勿論、
季語《立葵》のらしさが素直に読み手の心に

届くと思われました。

 

⏺️

万緑や首座る子の小あくび 百々世草
万緑や河馬の親子の水しぶき 日記
振りかぶる第一球や若葉風 円路

 

⏺️予選にした中より、目が釘付けになった句

花魁の素足に江戸のときめける あき坊
女より堕胎の報せ桜桃忌 悠人

紫陽花や妻で姑かつ娘 百々世草 
夏雲や乗り継ぐたびに迫る山 静可愛 
(⬆️何回詠んでも「たびに」で止まる。

「ごとに」の方がより臨場感が

伝わってきそうだ。)

 


沢山あって迷い勉強させて頂きました。

本当に有り難うございました。