先日利用者様がお亡くなりになられました。
自宅を訪問して お線香をあげさせていただきました。
奥様は一人暮らしになっても 気丈な方で、涙は流さず、寂しいともいわず、いつもとかわらない様子でした。
退室するとき、玄関先からわざわざ外まででてこられて、
いったいなに? とおもったら、
「ケアマネさん、どうもすみませんでした。」
深々と頭を下げられたのでした。
その気持ち。。
ストレートに入ってきました。
わけもなく涙が出そうになりました。
奥様の心の奥底にある、申し訳ないという気持ちです。
その理由までは言われません。
いまお詫びしておかないとということなのでしょうか。。
頑固なまま亡くなった夫のことを詫びているのか、
仕事優先で逃げ腰な子供たちを詫びているのか
高齢で体が動かない自分を詫びているのか、
その気持ちを伝えようとするこの人はいい人だなとおもいました。
私はその姿に胸がいっぱいになりました。
長くケアマネジャーをやっていますと
無責任な家族や、薄情な家族や
無茶苦茶な家族関係をみることがあります。
そんな無茶苦茶家族の対応に
慣れっこになっている自分に気が付きました。
この人みたいに
「ケアマネさん 無茶苦茶な家族でご迷惑をおかけしました、
すみませんでした。」
素直に言える家族がどれだけいるでしょう。。
今までに一人もいなかった。
(゚_゚i)
今回
「ケアマネさん すみませんでした。」
そのひと言で
これまでわからなかったもやもやの原因をつきとめました。
私は 家族からのこの言葉をいままでずーと待っていたのです。
本当にうれしかったです。
今回は妻のひと言で
「無器用だけれどいい家族だった。」 と
わたしなりに結論を出して、締めくくることができました。
ケアマネジャーの仕事をやっていて
よかったと思った瞬間でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
(。-人-。)
