こんにちは。
小夜子です。
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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。
新婚からずっとセックスレス。
気づけば干支一周回ってました。
私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。
本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。
「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。
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前回の記事にコメントもありがとうございました!
わたしは里帰り出産を選びませんでした。
実家で新生児を育てるイメージがわかなかったこと。
そもそもあまり実家に帰りたくなかったこと。
生まれてすぐに父親も一緒に暮らしたほうが夜明けさんの父性も芽生えやすいと思ったからです。
ただし夜泣きに備えて寝室は分けました。
赤ちゃんの夜泣きで眠りが妨げられて仕事に支障をきたしてはいけないという私の配慮のもと寝室を分けることにしました。
・・・しかし、この決断が果たして正解だったのかどうか・・今でもわかりません。
2人の子どもなのだから夫だけを優遇してあげなくてもよかったのかもしれません。
しかし、当時は、自分は「働いていないのだから・・・」というセリフをすべての文章の先に枕詞のようにくっつけてしまっていました。
わたしは働いてないのだから、明日仕事がある夜明けさんを優遇してあげなきゃ。
わたしは働いていないのだから、赤ちゃんのお世話に専念しなければ。
わたしは働いていないのだから、せめて育児と家事は完璧にしておかなければ。
働いていないことが劣等感のようになっていて、
裏を返せば、働いている人を不必要に超優遇するような家庭の雰囲気にしてしまっていました。
そしてあっという間に一か月がたち、産後の検診に産婦人科に向かいました。
順調に赤ちゃんも大きくなっていて、私のカラダも順調に回復していました。
そして看護師さんに言われました。
「問題ないですね。順調ですね。
セックスも再開してもらって大丈夫です」
・・・・そっか。
世間一般の夫婦ではそういうことも考え始める時期なのか・・・。
もちろんすべての夫婦が産後一か月でセックスを再開するとは思えません。
ただ、「体的には再開しても問題ないよ」というだけのことだと思うのですが・・・
わたしには全く縁のない話のような気がしました。
わたしには全然関係ないや・・・・と思う一方で、一縷の望みを捨てきれない自分もいました。
もしかしてもしかすると、何か奇跡的なことが起こって、
産後、セックスが再開するかもしれないという淡い期待も捨てきれませんでした。
このことをサラッと夜明けさんに言おうかどうしようか悩みました。
軽く「もうセックスしてもいいらしいよ」って言ってしまえばいいだけの話のような気もするのです・・。
「検診問題なかったよ~~。あ、そうそう、もうやってもいいんだって!」って軽く言えたら夜明けさんに意識づけることができるかもしれない。
でも、それが軽く言えればこんなことにはなってないんですよね・・。
わたしたちの中では既に、セックスの「セ」の字すら口に出来ないような雰囲気になってしまっていました。
夜明けさんが不能で妊活が上手くいかなかったことも、
人工授精で授かった事も、すべて、二人の中で特別に触れることはなく、
まるで子供は天からコウノトリが運んできたかのように、
わたしたち夫婦の間で、セックスについて話すことはもはやタブーのようになってしまっていました。
「もうセックスを再開しても問題ないですよ」
たしかに 問題はないのかもしれないけど・・・。
唯一突破口があるとしたら、今日聞いたこの一言を夜明けさんに投げかけてみることで
もしかしたら夜明けさんの意識に「私はまだあきらめてませんよ、夫婦のコミュニケーションとしてのセックスを望んでるんですよ」ということを訴えかけられるような気もしました。
しかし、私自身も、子どもを産んで子育てに全集中モード。
母性100%モードだったので、
別に今、言わなくてもいいや・・・。
どっちみち言ったところでないに決まってるし。
またいずれ・・・そのうち向き合わないといけない時が来るだろうし、今は赤ちゃんだけに向き合おう。
と、
夫婦の抱えるタブーに踏み込むことを先送りにして、
結局何も言いませんでした。
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皆さんはいかがでしたか・・・?
「そろそろOKだよ」って伝えるパターンが多いのでしょうか。
(私の中ではほとんど伝えてないに3千点・・・・!)
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