こんにちは。
小夜子です。
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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。
新婚からずっとセックスレス。
気づけば干支一周回ってました。
私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。
本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。
「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。
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前回のお話はこちら。
あれからまた何事もなかったような毎日が続いていきました。
私の脳みその中を占めてるのは、排卵日を逃さずキャッチすること。
まだ25歳。
急がなくてもいい年齢です。
ただ持ち前の
目的のためには手段を選ばない猪突猛進型思考も相まって、
目標を達成するためにどうすればいいのかで頭の中はいっぱいでした。
次回はもしかしたらうまくいくかもしれません。
3度目の正直という言葉もあるぐらいですし。
何より通常であれば12回あるチャンスが私の場合は6回しかないのでその1回を絶対大事にしたいのです。
いよいよやってきました。
3回目。
夜明けさんの様子は相変わらずのり気ではなさそうでした。
でも二人で「子どもが出来たら~~」というような話はするし、子どもが欲しいという夢は共有していました。
いざ、チャレンジ・・・!
しかし・・・
やっぱりダメでした。
また前回と同じです。
え・・なんで。
なんでこうなるの。
前回、前々回と同じ結果に私は絶望しました。
想像してみてください。
この時私はまだ夜明けさんの心の中を何ひとつ知らない状態です。
ただ最後まで出来ないという事実に頭が混乱していました。
同時にショックで悲しかった。
絶望的でした。
泣いてはいけないと思ったけど、我慢すればするほど涙が溢れました。
思わずわんわんと泣きました。
夜明けさんだってショックで傷ついてるだろうと思うからひどく責めることはできません。
ただ、この時はじめて、気持ちを夜明けさんにぶつけました。
「そんなにするのがイヤ?」
(そんっっっなにイヤ!!?
どうしてできないのよ!!!)
夜明け:「イヤとかじゃない・・・」
(面と向かってイヤだとは言えない。
そもそも最初からできる気が全くしなかったなんて絶対言えない)
「どうしてできないの?」
(イヤとかじゃないって何よ!
どうせイヤなんでしょ。知ってるんだから)
夜明け:「・・・・・。
どうしてか自分でもわからない」
「・・・・・。」
(自分でもわからないってどういうこと?
自分の体でしょ?わからないなんてことある?)
「私だってこんなこと言いたくない。
夜明けさんが嫌がることはしたくないと思ってる。
でも、出来ないことにはどうしようも出来ないじゃん。
私のこと嫌いになった?
魅力がなくなった?」
(AV見てることは知ってるんだから!!そういうのは見れるのに私とは出来ないってどういうこと?)
夜明け;「そんなことはない。
理解してもらえないかもしれないけど、
女性としての魅力がなくなったとか、
愛してないわけじゃない。
変わらず大好きだし、小夜子はなんにも悪くない。」
「そんな・・。だったらなんで出来ないのよ。昔は出来たじゃん」
(大好きなのにできないってそんなことある?
夜明けさんの言う愛ってなに?
夜明けさんが何を言ってるのかひとつも分からない)
夜明け:「なかなか理解できないかもしれないけど・・
正直なことを言えば、
小夜子だからできない。」
(傷つけるから言いたくなかったけど)
「・・・・・・(号泣)」
なんてひどい事を。
だいすきな人と結婚できて人生最高にうれしかったあの瞬間。
希望に満ちて結婚したはずなのに、
世界で一番愛してる夫から「私だからできない」と言われるなんて。
「私は夜明けさんのことを変わらず愛してるし、変わらずできるのに?」
夜明け:「うん・・・
そういう人もいるけどボクはそうじゃない。」
「そんな、、、。夫婦ってそういうもんじゃないの?」
夜明け「小夜子だから出来ない・・・」
じゃぁ、なんで結婚したんだろう・・・。
結婚したらできなくなるってなに。
あの時「結婚したらいつでもできる」って言ったじゃん。
あの時、私を引き留めて「結婚しよう」って言ったじゃん!!!
怒りで震え泣き。
「私のスタイルのせい?
私が貧乳だから?
もっと巨乳だったら出来た?!」
夜明け:「スタイルは関係ない。
たとえどんなにスタイルがよかろうが美人だろうがいずれ出来なくなってたと思う。」
「ウソだ」
(AVで出来てるの知ってるんだから!!)
夜明け:「ウソじゃない。
どんなにタイプでも、どんなに絶世の美女でも、ボクの場合は関係ない。
いずれ時間が経てば出来なくなってる。」
「ちょっと何を言ってるのか分からない。
全然理解できない。
私は何年経ってもかわらずできる!」
夜明け:「理解できないと思ってたから言わなかった。
・・・でもこれが僕の正直な気持ち」
絶望。
私だからできない。
スタイルのせいでも顔のせいでもテクニックのせいでもない。
どんな人が相手でも出来ない。
もしかして私を傷つけないためにウソをついてる?
優しいウソとかそういうやつ?
泣いたらダメってわかってるけどもう泣くしか出来ない。
「私のどこをどう直したら出来るようになるの?」
(何か他に方法があるんじゃ・・・?)
夜明け:「どこをどうしたらとか、何を足せばいいとかそういうことじゃない。
小夜子が家族になってしまったから、
そういう対象に見えなくなったとしか言いようがない」
そんなあああああ・・・
そんなわけない。
結婚したらできなくなったって、
世の中の夫婦は結婚したって出来てるじゃん!
世の中の多くの人間が出来てるんだよ?
付き合って何年経っても変わらず出来てるカップルだっているし、
結婚してもずっと出来る夫婦もいるし、
なんなら60・70・おじいちゃんになったっておばあちゃんになったって出来る人はたくさんいるんだよ!?
それが出来ないなんておかしい。
最初から出来ないならまだわかるけど、
出来てたじゃん!
紙一枚出しただけじゃん!!
なんにも変わらないのに一体何が違うわけ?
家族になったからなんてウソだ。
私のこと嫌いになったんでしょ。
私のこと見ても全く興奮しないんでしょ。
全部私が悪いんでしょ。
夜明け:「そういうスイッチが入らないというか・・
小夜子のことは愛してるしとても大切だけど、
性の対象ではなくなってしまったというか、
とにかく「そういうんじゃない」。
「さっきからその「そういうんじゃない」ってなによ。
そういうのじゃないなら私は一体何なの。」
もうお手上げだ。
夜明けさんが何を言ってるのか全くわからない。
私は何年経っても夜明けさんを変わらず愛せているのに。
病める時も健やかな時も変わらず愛し続けるってこういうことも含めての話じゃないの?
私は変わらず出来るのに、
夜明けさんは何故出来ないの?
愛してないんでしょ?
嘘ついてるんでしょ。
愛してないからセックスできないんでしょ?
愛がなくなったから出来なくなったって言えばいいじゃん。
私だからできないってなに!?
全く理解できない。
怒りと悲しみで震えてただただ泣いて喚くしかできない。
1ミリも理解できない。
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ブログを書いてる今でこそ夜明けさんの言うことを、理解はできないけど受け止めることは出来ていますが、この時は全く理解できませんでした。
ただただ怒りが湧いてきて、ショックで泣くしかできませんでした。
夜明けさん回を書くと必ず夜明けさんの感覚が全く理解できなくて怒りにも似たようなコメントを頂きますが、
その気持ちを一番理解できるのは私です。
わからなくて当然ですよね。
怒りが湧いて当然。
責めて当然。
だって私は結婚したって何年経ったって出来る自信しかないのに。
何故出来ないのかまったくわからない。理解できない。
世の中の多くの人が出来ていることだからこそ尚更。
私だって最初に彼の意見を聞いた時には同じようなリアクションしかできなかったから。
夜明けさんがおかしいと思う意見はしごくまっとうだと思います・・・。
でもここを乗り越えていくしか・・・なかったんですよね。