こんにちは。
 

 

小夜子です。

 

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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。

 

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。

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前回のお話はこちら。

 

 

 

そろそろ子どもを作ろうとなった私と夜明けさん。

 

 

私はずっとお母さんになることが夢でした。

 

 

 

単純に子どもが好きだからということもありますが、

 

自分の生きた証を残したい。

誰かにとって特別な人間になりたいと思っていました。

 

 

まだ年齢的に若かったこともありますし、健康体だったので

おそらくすぐに授かれるんじゃないかな?と期待していました。

 

 

しかし、排卵のペースがゆっくりなことだけがネックではありました。

 

 

排卵は月に1度ペースがスタンダードだとは思いますが、

私はペースがゆっくりなため、1・5~2か月に一回程度です。

 

普通であれば、年に12回チャンスがあるところ、

私はその半分の6・7回といったところでしょう。

 

 

生理の周期もぐちゃぐちゃの気まぐれ。

 

生理すらいつ来るかもわからないのだから排卵がいつかなんて尚更わかりません。

 

 

 

排卵チェッカーなるものを買ってみましたがそれもイマイチよくわからず・・

かといって排卵チェックのためにわざわざ産婦人科に行くのも、「まだそこまでしたくない」という気持ちもあり先送りしました。

 

 

 

 

本当だったら手当たり次第やみくもに毎日子作りできたらいいのに私にはその選択肢は与えられていません。

 

 

 

夜明けさんのコンディションを最優先するためチャンスは1回、多くて2回だけ&それも週末開催に限られてくるのです。

 

 

 

この期に及んでもまだ夜明けさん最優先ベースで物事を考えていました。

 

 

だって夜明けさんが私とのセックスを出来るだけ避けていることはさすがに気づいています。

 

私とはしたくないと思っていそうなことも、うすうす気づいていました。

 

 

そうじゃなければ、新婚生活でこんなにないなんておかしい。

 

 

 

私は相手が嫌がることをするのがイヤです

それにイヤイヤながらセックスしてもらうのもイヤです。

 

 

でも今回、初めて二人で「子どもを作ろう」と合意したのですから

イヤでもなんでもチャレンジしないことには始まりません。

 

とりあえずなんとか必死に、排卵日らしき日程を割り出し、

周辺で2回ほどしてみたいと思いました。

 

 

 

まずは夜明けさんにその旨を伝えないといけません。

 

いつもなら、誘うことを考えると朝からソワソワ落ち着かないのに

 

 

「(排卵日周辺なので)

今夜あたりよろしくお願いします」

 

さらっと誘えました・・・!!

 

 

わあああ!

・・・・理由があるだけでこんなにも誘いやすいなんて・・!

 

子作りという大義名分があるって素晴らしい!!

 

 

 

 

夜明けさんは「わかった」とだけ言いました。

 

 

 

そしてその夜。

 

 

私たちはあの日以来、久しぶりにすることになりました。

 

 

 

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私達には予期せぬ妊娠なんてありえない。

しっかりと予定を調整して、たった1回のチャンスをものにしなければならない。

 

心のどこかで少し寂しさを感じました。

 

 

 

 

しー---ん・・・・。

 

 

なんともいえない微妙な空気が漂います。

 

 

はじめて私達のセックスに「目的」が出来ました。

 

 

雑誌に書いてあった。

 

「子作りのためのセックスになるとプレッシャーになるのでまずは楽しむことを心がけましょう」って。

 

 

・・・プレッシャーといわれても・・。

楽しめる人ってそもそも楽しむベースがある人達だからこそ。

 

 

私達には「楽しむセックス」も「目的のないセックス」も存在しない。

 

 

それなのに「目的を持たせたらプレッシャーになる」と言われたって、

じゃぁ一体どうすればいいんですか。

 

 

どのように始めたらいいのかがよくわからず、

2人で正座して、

 

「よろしくお願いします」ぺこ。と

ほんとの試合みたいになってしまいました。

 

 

 

 

まぁいいか。

 

つべこべ言ってられません。

 

やらないことには子どもは出来ないのですから!!

 

 

 

 

もちろん私は理由はなんであれ夜明けさんの肌のぬくもりを感じられるのは嬉しかったです。

 

 

夜明けさんの本心は知りませんが。

私はなんだってウェルカムでした。

 

夜明けさんと触れ合えることが嬉しかったです。

 

 

 

ぎこちない雰囲気が漂いながらも、流れは進んでいきます。

 

 

 

あ・・・・

 

 

あら?

 

 

あらら?

 

 

 

 

 

 

おかしい。

 

どうした。

 

 

わりと早い段階で、

 

 

その・・・夜明けさんの

 

 

体感ですが、

 

 

明らかに萎えています。

 

 

 

 

 

明らかに弱まっているのが肌感でわかるのですが、

でも、かといって「弱まってる?」と聞くわけにもいかないですし、

私に出来る事といえば復活を願うしかないわけです。

 

 

 

 

頼む・・!

 

どうか復活して・・・!

 

もう一度仕切り直して頑張ってほしい!!!

 

 

 

 

そう願いましたが、

 

 

 

夜明けさんが「・・・・ダメかもしれない」と言いました。

 

 

 

 

 

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しー-----ん。

 

 

とりあえずいったん お互い離れました。

 

 

 

暗闇の中で正座しながら向き合う私達。

 

 

 

 

静寂が私達を包みます。

 

 

 

 

 

夜明けさんは何故か不機嫌そうに、だるそうにしていました。

 

どういう心境なのかよくわからないけど、もしかすると戸惑っているのかもしれません。

 

 

 

どうしよう。

 

 

こういう時どう声掛けをしたらいいのか

私もよくわからないのです。

 

 

 

 

残念がるのも違うし、

悲しむのも違うし、

へらへら笑うのも違うような気がするし・・・・。

 

励ますのも違うのかもしれませんし。

 

 

「こういうこともあるよね。気にしないで」と言えばいいような気はしています。

 

でも

もしかすると夜明けさんからしたらそんなことすら言われたくないのかもしれない。

 

 

夜明けさんから何か言い出すまでは言わないほうがいいのか

それとも気がまぎれるほど話しかけたほうがいいのか

 

 

 

とにかく気まずい・・。

 

 

ましてや、日ごろからさんざん対戦してる中でたまに棄権することがあるのと、

七夕レベルでしか対戦していないのにその大事な一戦を棄権で終わるのとは訳が違ってきます。

 

 

 

夜:「おかしいな・・

今日は調子が悪いな・・」

 

 

そういう夜明けさんに、私は必死で平静を取り繕いました。

 

 

小夜子:「どうしたのかな。

そういう日もあるのかな?」

 

とにかく責めちゃダメな気がしていたのはたしかです。

 

 

夜明けさんは自分の股間を見つめながら黙っています。

 

おかしいのは夜明けさんジュニアのせいなのか

それとも、私のせいなのか・・・。

 

 

 

 

本当のことをいうとショックでした。

 

 

最後まで出来る事がすべてだとは思わないけど、

でも子どもを作るには最後まで完走することがマストです。

 

それに日ごろからさんざんしていてたまにこういう日があるならまだいいとしても、

久しぶりにやっとのことでしてみたのにコレ・・。

 

 

久しぶりにするとなると興奮して燃え上がるんじゃないの?

久しぶりだとやったーって喜ぶもんじゃないの?

男はオオカミって言ったじゃない。

 

 

それなのにこのザマ。

 

私の何かが足りないからなんじゃないかと思いました。

 

 

私がもっといい試合をすれば

最後までいけたのかもしれない。

 

 

 

夜明けさん:「いや、それはないとおもう・・・」

 

 

 

しー----ん。

 

 

 

 

 

私:「じゃぁ今日は終わりにして・・・

 

また明日しよう?」

 

 

一瞬空気がピリッとはしましたが

 

夜明けさんは「わかった」と言いました。

 

 

 

排卵のタイミングがあるので

棄権で終わっては困ります。

 

 

最後まで完走しないことには終われないのです。

 

 

 

夜明けさんだって気まずいのかもしれませんが

私だって気持ちは同じです。

 

 

この気まずさは成功体験で挽回するしかないのです。

 

 

 

 

たまたま体調がよくなくて萎えただけだと思ってました。

 

 

そういう日もあるだけだと思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

いずれにせよこんな話を全世界に発信していいと許可してくれた夜明けさんに感謝です・・・。